虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

今年もHeritage Day

2011-09-24 23:27:24 | 南ア-情報-

今日は、9月24日。
土曜日だけど、祝日。

そうです。今日はHeritageDayです。

HeritageDayについては、
昨年も書いたのでご覧ください。
(昨年の記事はこちら)

要は、伝統文化継承の日。

南アは、虹の国と呼ばれる、多民族国家。

白人もいれば、黒人もいて、インド系の人も、マレー系の人たちもいる。

それぞれが独自の文化を持っている。

過去に、いろいろあったけど(歴史上と言う意味)、
お互いの民族を認め合うことが必要だという認識から制定された日です。

実際、今日のマレラネは、
民族衣装を着たスーパーの店員さんたちが、たくさんいました。

この日の前後には、
学校でも民族衣装を着るイベントを行っているのですが、
残念ながら、私は今年は運悪くめぐり合いませんでした。

とっても残念です。

※ちなみに今年2月、この日について書いた私の記事が日本の地方紙(9つ)に掲載されました。
(掲載されたときの記事はこちら。)


いつの間にか5校目!!!

2011-09-24 20:43:16 | 南ア-算数-

先日来、度々書いてきている、
基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)が、
とある学校でうまくいったということで、
そのデータ(報告書)を元に、他の学校に営業に行ってきました。

先週来、どんどん増えて、
今週のSchoemansdal地区の学校で、ついに5校目。

ぐちゃぐちゃにならないために、一応、整理しておくと、

表記方法‥地区、対象学年、使用する計算カードの種類、配布する数の順番です。

1校目‥Schoemansdal地区 Gr.3 たし算とひき算 クラス全員分

※成績アップした学校。次タームも継続することを確認。

2校目‥JeppesReef地区 Gr.4 かけ算 クラス全員分

3校目‥Schoemansdal地区 Gr.4 かけ算 クラスの70%程度

4校目‥BuffelSpruit地区 Gr.1と2 たし算とひき算 3人分ずつ
(来週スタート予定)

5校目‥Schoemansdal地区 Gr.2 たし算とひき算 4人分のみ
(来週スタート予定)

選んだ学校は、以前より私に対する要望が強かった学校です。

5校のうち、4校は、
今年の隊員共同イベントの開催校でもあります。

普段、地理的な条件などから
巡回できない学校であったのですが、
隊員イベントを契機に始めることにしました。

算数セットの配分の関係から、
一部の学校で、数が足りず、結果がでるかどうか分からない状況ですが、
それを了承の上で、挑戦していただくことにしました。

まあこれだけ数が多くなると、
それぞれの教師の努力が結果に影響するように思われます。

最終結果は、11月中に出ると思われます。
(12月は年度末の休みに入ってしまうため。)

まだ他にも始めてみたいという学校があるのですが、
計算カードがないので、どうやって作るかを考えないといけません。

さて、木曜日は、5校目の事前テストを行いました。
引き算の事前テストは、来週月曜日に行います。

Gr.2では、まだまだ計算力が低いため、
写真のように、棒を数える子がとても多いようです。

その後、この学校は、計算カードの数が少ないので、
子どもたちにシェアして、クイズ形式に行っていました。

この方法で、2ヶ月でどれだけ成績がアップするのか分かりませんが、
2ヶ月間、継続することが重要なので、
今後も積極的に働きかけていきたいと思います。


声が響くと大きな声で歌える

2011-09-24 12:55:59 | 南ア-学校-

今日は、全校朝礼の話。

南アのどの学校に行っても、毎朝、全校朝礼があります。

私の知る限り、ほとんどすべてが屋外です。
なぜなら日本で言う体育館のような場所がないため。

屋外であることから、
朝の歌として歌う宗教ソングの声が、ほとんど響きません。

そこで、子どもたちの声の大きさが、そのままの形で反映されます。

例えば、次の2つの学校。

学校の規模はほとんど同じで、両方とも屋外にありますが、
2つ目の学校は、校舎と校舎の間に集まっているためか、
声が圧倒的に大きく響きます。

実際、声が大きく響くためか、
2つ目の学校の方が、歌がうまく聞こえます。

朝の歌の声の大きさは、
その日一日を元気に過ごすために重要なファクターになっていると思うので、
今日は、取り上げました。

※今回、紹介した学校は、
先日の隊員共同イベントを行った学校でもあります。(初日です。)


南ア人はロトが好き?

2011-09-22 12:25:49 | 南ア-情報-

Schoemansdal地区のプラザで、買い物をしようとすると、
いつも長い行列ができているレジがあります。

私は、ほとんど並ぶことがない列なのですが、

何でこんな長い列になっているのだろうかと近寄って見ると‥

NationalLottery(宝くじ)でした。

日本でいうロトでしょうか。

好きな番号を6つ(?)選んで、
それが当たると大金がもらえるようです。

※すいません。私、ギャンブルしないもので。合っていますよね?

これに長蛇の列ができています。

Schoemansdal地区は、南アでもかなり田舎にありますが、
宝くじに没頭する人が決して少なくないのです。

※やはり最貧困層の人たちは、購入していないと思われます。

その宝くじの収益金は、日本同様、
学校などの施設を建てるために使われています。

私の巡回校の一つでは、収益金で運動場が作られようとしています。

学校の施設ができるほど、収益が上がっている、宝くじ。

次は、何ができるのでしょうか。

南アの宝くじのサイト(英語)


ジャカランダの季節到来!

2011-09-22 02:23:24 | 南ア-生活-

日本は、少しずつ秋が近づいてきた頃かと思いますが、
いかがでしょうか。

南アは、初夏といったところでしょうか。

だんだんと暑くなってきました。

夏本番は、12月~2月なので、
それを知っている限り、いまはまだ始まりと言ったところです。

日本で花といえば、桜でしょうが、
南アの首都プレトリアで花と言えば、これです。

「ジャカランダ」です。

ジャカランダは、元々南米が原産で、
約100年前にブラジルから南アに持ち込まれたと言われています。

この時期、プレトリアは、
「ジャカランダシティ」とも呼ばれ、
毎年この時期に約7万本のジャカランダが咲きます。

桜の「ピンク」色とは違い、ジャカランダは「紫」色なので、
プレトリアの街中が、紫一色になるそうです。

残念ながら、私は、この時期、プレトリアにいたことがないので、
紫のカーテンを生で観たことはありませんが。

しかし、今週、私の任地でついに見つけました。
それが、先ほどの写真です。

直近にプレトリアに上がる予定がないのが、とても残念です。