我が町周辺は、「震度2」でした。
ところで、現在、我が家の建て替え計画を練っておりますが、優先すべき点は、省エネと健康的な家造りです。
省エネ等級4クラス、実際には、目標U=0.5~0.6を目指しています。
その場合の、断熱材施工有、無の効果を床面の表面温度で評価した場合
次のようになりました。
つまり、冬季、外気が0℃(床下温度)、室内温度18℃(床近傍の空気の温度)とした場合、現状では、床の表面温度が10.8℃に対して、断熱施工後は、16.9℃に向上します。
参考に、その他の外気温度、室内温度で評価した場合、上記の表の温度差の改善が図られます。
温度差の少ない、快適な空間、環境造りの具現化を図りたいと思います。
この計算は、単純な、定常計算によるものですから、一つの目安、概算の範囲です。
現状、10℃くらい、それが断熱材を付加することで、16~17℃前後に改善する。これって、年齢を重ねると、重要な要素です。
夏季においても、本来は、蓄熱、日射熱の影響を考慮しなければなりませんが、それでも、温度差が生じます。
冷房能力の見直しにも、エアコン能力の最適化には有効です。
外気が35℃の場合、断熱の有る、無しでは、2℃分、余計に冷やす運転、消費電力が必要になります。
概念的に、ご理解ください。厳密には、そう簡単には、計算できませんが、でも、あるとないでは、違ってきます。
詳しくは、ネットで、その道の専門家(建築環境工学、建築設備工学、他)の論文などを参照されたし!
他にも参考文献は多数あります。
(意見には個人差があります)