木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

高齢の富裕層はオイシイ?

2024年12月22日 | 日記
なんだかなぁ~
資産運用に長けている人は別として、多かれ少なかれ自己主張せず義理人情に流されやすい日本人

若い人は新ニーサ
高齢者はハイリスクハイリターンの高額金融商品

運用管理は自己責任ですよ〜

いままでお付き合いのある人だから とか
信用のある会社だから大丈夫と、担当者や企業を過信してはいけませんよ〜〜〜

両親を訪ねてくる銀行や証券会社、保険会社
そしてその紹介で訪ねてくるファイナンシャルプランナーの肩書をもつ人々
断っても「お話だけでも」と愛想よく訪ねてくる
その都度呼び出される私

「リスクはあるけど、今は儲かってるから大丈夫」
「当社が責任を持って運用いたします」
「何でもおっしゃってください」
「解約は何時でもできますから」などという甘く優しい言葉で寄り添い勧誘する
両親にそれほど資産があるわけではないけれど、現役で不動産業をやっていると言うだけで群れてくる

渋る場合は、家族信託を勧め一括管理を促す
運用は各社のお勧め金融商品
「認知症と認定されたら大変ですよ。今のうちに娘さんやお子さんの為にご決断をされる方が多いです」
「こちらのプランですと、今は毎年これだけ皆さん受け取っていらっしゃいますよ。」

横で聞いていて、担当者は嘘は言っていない
今までのことで、今後の補償はリスクが伴うとちゃんと言っている

でも、娘さんの為にとか言って、私まで応援しているような口調で、私まで巻き込むな〜(笑)

人間というやつは、自分の都合のいいように相手の言葉を解釈する生き物
高齢になれば尚更
「あなたのためや思うて…」
都合のいい解釈の上に、思い込みで包み込む

「あの人が損せん言うたけん大丈夫」となる😅

金融機関の人のセールトークは卒がない
鵜の目鷹の目で個人資産を狙っているように感じるのは第三者だから。

それもこれも政府·日銀のゼロ金利政策のおかげさま
でも欲の皮を突っ張らせるとロクなことはない

預貯金と金融商品は違うけど、担当者が同じ
「世話になってとるから断れん」
「こんなに度々来るなんて。契約が取れず困っとんやろか?」と自らカモになる🤪

運が良ければ資産が増えるかもしれない
でも資産が増えれば相続税も増える(笑)

親の資産…負債さえなければどうでもいい

両親にあまり期待はしていないけど、なけなしの老後資金。納得のいく使い方をして欲しいと思う。

投資が0になり、病院代や介護が受けられないという状況でなければ、好きにしてくれと言いたい

知人の中には、詐欺とか危ないから親から財産全部取り上げたという強者もいる。
そして彼女は、親名義の資産はない方が相続税は掛からないし、介護や医療費が安く上がるとアドバイスもくれるけれど…
取った取られたという諍いは親子間の問題になっている😞

老後の残り僅かな時間
騙されたとか、取られたなどの嫌な感情を持たず、悔いなく過ごして欲しいと願うだけ

こんな悠長な気持ちになったのも農業を始めてから。自然相手に身の丈を知り、恵みと感謝を知ることで見方が変わった。

なるようになる。なるようにしかならない。

海外旅行や豪華な食事や贅沢品などとは無縁だけど、衣食住に困らず満ち足りた生活ができ、それに満足しているからだと思う

夫とはやり方の違いで口論は絶えないけれど、同じ目線で生きるパートナーが居ることも大きい

ケンカもまた楽し😁

両親にとっても、私達夫婦にとっても残された時間は短い。損得、不安や心配に時間を費やすより、豊かな恵みの中で心穏やかに過ごしたい

若い頃には想像もつかなかった自分がいる
『幸せを求める』という目的は同じでも、意識が180度方向転換した自分が可笑しい

両親ぐらいの齢になればまた変わるのだろうか?

20年後、日本はどのような国になっているのだろうか…






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