真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

基道館 規約改定

2019年05月07日 | 基道館活動記録
15:53 大城戸有限齋new 基道館規約改定1
令和元年5月7日


序文
私は基道館の定めを改訂することを必要と感じその作業を始める。
その理由は新たに参加した会員、古くからの私の直門たちが,それ相応の責任を果たすべき立場に至ったのを見て、いま明らかにしておくべき事柄を旧来の教えに付加しさらなる飛躍の礎としてもらうためである。

私は過ぎ去ったものに敬意を抱いて修行してきた。
たとえば先師の遺訓、英信流の掟など、身を律する根拠となるあらゆる事柄に付いてである。過ぎ去ったものに敬意を持たないでは、先師の教えはただの「技術論」におとしめられ、彼らの熱情をつぶさに受け取ることは難しいだろう。
もちろん、今という時間はかけがえのないものであり、とりまく状況も刻々と変化する。
それに対応するのは至難の作業であり、多くの人々はそのことだけに取り紛れてしまうのも悲しい現実だ。

しかしながら、それ以上の地平を求めてする努力は、真剣道を標榜する基道館の宗師範として「できる」「できない」という現実はさておき、目標を明確に示す責任をいささか果たし得るのではないだろうか。

真剣道を修する居合者は次のことを念頭に置いて欲しい。

伝統を継承しようとするとき、我事の名誉栄達より先に「先師であればどうなされただろう」という視点を保持するべきだ。
次に修行で得た知識・人間性の向上などの徳目は450年も以前に発信され、自らが発明・発見した事柄ではないと謙虚に自省し、道統に連なる喜びと責任をみつめるべきで、決して自らのためだけの修行で終わってはならない。
それぞれの家族、地域、地方、国家、人類、生きとし生けるもの・・・すべてによかれと思える生き方が修行の眼目としてあることが望ましい。
15:59 大城戸有限齋new これらの文章を推敲し、わかりやすくしかも適切な日本語で仕上げたいと思います。それを翻訳し ドイツの人々にも理解してもらい「入門誓願」の英語版 ドイツ語版を作成する必要があると考えています。こういった項目を付加すればいい、またこれはもっとわかりやすい言い回しがあるなどご意見をお待ちしyています

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