真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

反動を用いてはならない-掟

2019年09月17日 | 基道館活動記録

今夜の泉佐野市南部市民交流センタ-での稽古は、以下の点に留意して進められた。

まず、段外のFさんが、中伝まで差し掛かったので、それを完結すること。

もちろん、図譜には、業を先に理は後にとあるから、段取りを説明し、そのあとなぜそうするのかを説明した。

 

ふと見ると横の稽古集団は、前後切の受け流しをやっていた。

 

請け手は確実に振り下ろされる敵刀をすり下ろすことができる。

まあ、口伝が介在するにしても、素人でも可能だ。

それを知らない人々は「反動」を用いて、相手の刀を跳ね返す(笑)と真剣にやっている。

 

口伝とは「折れない腕」の延長にあるから、調べたらヒントくらいは見つかるだろう。

 

 

 

受けたらだめな地点を指導している。

こんな精妙な指導ができる、月影会は

 

不完庵准師範「先生や、有城斎師範が指導してくれる贅沢な稽古です」と言っていた。

 

なぜか、私は先生で、ほかの指導者は師範らしい、反対だと思うが、成り行きで仕方ないね。

 

終了し、旗をたたむFさんに、こういった。

そろそろ居合が面白くなってきたでしょう。

ハイ!


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