真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

共同幻想の行方

2019年06月27日 | 基道館活動記録

ダーリンがサピエンス全史を読んでいる。

ほどなく、共同幻想のあたりに読み進むだろう。

 

日本では共同幻想論、または唯幻論がカスタマイズされて流布した時期があった。

岸田秀センセイのものぐさシリーズに初めて触れたのはまだ30歳にもならない若造のころだ(笑)

 

現代は市場原理が幅をきかせて、人間的な成長を目指してスキルアップ(笑)などと自己啓発が盛んで、それはまあ良いことだと思う。

ただ、その目的が「幸福」を求めていて、そのためなら他者の幸福を食べてしまうような手段を択ばざるを得ないことへの自覚はない。

優勝劣敗の厳しい掟だ。

 

我々はそういった境遇のサピエンス終末期に生きている。

そういった事象への異議申し立ては「常識外れ」だから問題にされない。

世間ではマ〇ドナル〇のわけのわからないものが食べられているし、実際にあったこともない芸人のゴシップにみんなが興味を示す。

北のバカボンが向こう側のエージェントだったという話をダーリンがしていたが、むろんそうだろう。

マカオに住んでいた彼が家族とTDLに遊びに来た、偽のパスポートがばれて拘束された、その日指揮権が発動され、彼と家族が日本国費で送還されたのを覚えている方も多いだろう。

その時に活躍したのは角栄の娘、田中先生だ。さもありなん。

北は世界で唯一向こう側に対抗してきた国だから、ぜいたくになれた彼が ※「子供銀行券」を大量に印刷しばらまく向こう側に勧誘される動機は大いにあったはずだ。

暗殺されるまでにどれほどの内部情報が漏れたのか、肉親を手にかける苦渋の決断は強い意志を感じた。

 

その対極に日本はある。

 

 

眠れないからとサプリメントを飲む人が100万いるらしい。神経毒のアミノ酸で儲けた会社がそれを売っている、ブラックジョークより奇異だ。

いま地球儀に描かれた日本を見直す時期ではないだろうか。

このまことに小さな島国が、世界を相手に戦争をして物理的に敗れた。

歴史は勝者が書き直すものだというくらいは子供でも分かる。

 

アメリカ映画では正義の騎兵隊が悪辣で凶暴なインデアンをやっつける。

※何万年も平和に暮らして自然と一体感で生きてきたインデアンがアメリカの「所有者」だったはずだ。

むろん所有権など主張した形跡はない。侵略者に反撃をしたのが「凶暴で野蛮」とされたのが事実だろう。

加えて、侵略者はアフリカから奴隷を連れてきた。

アフリカンも凶暴だったろうか?むしろ戦い方を知らなかったため奴隷とされたのではないか。

 

 

生き物は愛を必要として生きる。

植物も、微生物も同様だ。

 

お金が多く入ると嬉しい、安いほうがいい、というカテゴリーにいる限り向こう側の奴隷から抜け出ることはできない。

自分磨きもその枠内だからたかが知れている。

あと100年で日本人はいなくなる。滅亡する運命だ。

日本の人口推移グラフが現実を見せてくれるだろう。

 

その中でささやかであっても「正気」の人々が向こう側が作った共同幻想に加担しない動きがある。

正しい安全な食べ物と情報を提供するオルター

現代医学(アメリカ流金儲け医学)に断固立ち向かうホメオパシーの人々

日本医師会+製薬会社を批判するまともな医師たち

 

 

ところで、政治には期待しないでくださいね。むかし劇場型と言われたことがありましたが、芝居ですから。

悪役、娘役、2枚目、隠居、与太郎、お狐、ポチ ・・・・登場するのは同じ一座の方々です。

この度も興行元のお声がかかり大阪でお目見え興行を行っていますが、今後人類の行方は何も変わりません。

シティーの意向は人類削減だからです。とんだ茶番ですね。

 

 

命も金も名誉もいらない人は困る と西郷隆盛がつぶやいたそうです。

 

真剣道にあるものはその気概を持って、我々の共同幻想を拡散したいものです。

時間がありません。

 

※子供銀行券

https://www.shinchosha.co.jp/book/138115/

 

 

 


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