というのがあった。漱石の思いとは違うけれど、二日間ほど本土に
用が出来て出かけてきた。今回は田舎の方だったけれど、都会は
もちろんのこと、本土の田舎の方もとても、とても、私が生きて
いけるような場所ではない。
やはり、ここが(島)が、私にとっては天国のようなところだ。
宮古島も「立冬」を過ぎて、寒さを感じる。
しかし、これを「寒い!」なんていっているなんて、バチがあたる。
一年中、靴下も履かずに、窓を開けて暖房をつけているのだから。
そして何よりも海がないなんて、たった二日間、海を見ないだけで
禁断症状のように落ち着かない、とにかく落ち着かない。
那覇空港に到着し、飛行機のドアから入ってくる空気が
心地よいと感じる。那覇空港の宮古便のロビーにいくと、
知った顔が何人かいる。
やっぱり島がいい。そういえば、このあいだ、あるお客さんが
「毎日、毎日、海に入るなんて、嫌なときもあるでしょう。」と
聞いてこられた。
とんでもない!仕事だと思ったこともないし、陸にいるより海の中に
いるほうがよほどいい。海に入らなくても、海の上にいる
だけでもいい。スタッフも全員、
「陸より海の方がいいですよ。」と言っているのを聞いて、安心した。
でも・・・この子達もいつか、海からあがる日がくる。
「とかく陸は住みにくい・・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/94/dca0aa41f821718a4362efd8749ef8af.jpg)