主役となる最初のお祝いは「ナーフィー」
本土では、出産を祝い100日を祝うが沖縄では、
名前がついたことを祝うのが「ナーフィー」
この時はまだ赤ちゃんなので、本人の記憶には残らない。
次の祝いは「小学校入学祝」
今年は新聞に「廃校」「統合」の文字がよく出ていた。
子供の数が少なくなり学校が廃校になっていく。
それでも出産率は沖縄が全国トップ。
この島に来た頃は、少ないときで10軒以上の
入学祝いをハシゴした。
お祝い事には決まりがあって、
お祝いに来てくれた人に、まず中身汁を出す。
その後に刺身が一人前目の前に置かれる。
(刺身1人前は7切れ)
そして祝いの口上は「オトーリ」で述べる。
その場に10人の人がいれば最低でもコップに
10杯の酒を一気飲みする。
多いところでは20人以上の人がいる。
それを一晩に10軒以上回るわけだが、だいたい
4軒目あたりから記憶がなくなる。
いつのまにか家に帰って寝ているわけだが、
翌日は立てないくらいの二日酔いに襲われる。
毎年、入学式と聞けば、あの二日酔いを
思い出して気分が沈んだ。
それが10年ほど前からまったく呼ばれなくなった。
うれしいようなさみしいような・・・・・
今年は、お祝いを自粛するよう呼び掛けている。
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