ツナ缶(シーチキン)とソーメン。
その片隅で、出番を待つのがカップメン。
関東では馴染がないそうだが、沖縄でカップメンといえば
「金ちゃんヌードル」
なぜこれほど金ちゃんヌードルが好まれるのか謎である。
金ちゃんヌードルは徳島製粉 四国にある会社が
販売している。主に西日本を中心に販売しているそうだ。
関東では静岡で売られている。
金ちゃんヌードルの売られている場所に共通するのが、
沖縄の人が出稼ぎに行く場所。
郵便局の配送場所にダンボールに金ちゃんヌードルと
書かれたものを送りに来る人をよく見かける。本土に住む、
息子や親戚に送るのだろう。
静岡以外の関東では、ほとんど売られていないという。
沖縄では、1日に1万個以上売れているそうだ。
人口約140万人の沖縄で月に35万個売れているとしたら、
沖縄県民全員が4カ月に1個、年に3個、4人に一人が月に1個
食べている計算になる。
金ちゃんヌードルの地元徳島県では37年間売れ続けている
ベストセラー。徳島製粉さんも2000㌔離れた、沖縄の離島で
こんなに売れているとは思わなかっただろう。
知り合いから聞いた話で、酔っぱらって警察に保護され、
留置場なるところにほり込まれた人がいる。その留置場で
出された食事が金ちゃんヌードルだったそうだ。
二日酔いで食欲がなかったけれど、金ちゃんヌードルだったから
食べれたと言っていた。
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