海に出る者にとっては安心。
ダイビングに来られる方にとっては、
海は静かでないでいるほうが良い。
宮古島には、「冬の天気は継母の顔のように変わる。」
ということわざがある。
八重山では「冬の南風は鬼」
ということわざがあるそうだ。
冬に南風が吹けば、亜熱帯気候なので気温はあがる。
晴天で太陽が照りつければ2月にセミも鳴きはじめる。
しかし冬の天気は長く持たない。
天気が良くなれば良くなるほど、暖かければ暖かいほど、
しっぺ返しがやってくる。
天気が良くて昼寝をしていても、空を流れる雲が気になる。
雲は通常、西から東へと流れているが、
ゆっくり流れているあいだは天気がよく、
雲速が早まれば、天候が悪化する。
南から北へと雲が流れをかえると北から
小さなうねりがくることがある。
夜が明ければ、強い寒波がやってくる前触れ。
「今日は天気に恵まれてよかった!」と喜ぶお客さんに
「良かったですね。」と言葉を返しながら、
「こりゃぁ、荒れてくるな・・・」と心の中でつぶやく。
天候が落ち着くのは旧暦の2月を過ぎて3月に入ってから。
空を流れる雲から目がはなせない。
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