うんたま森のキジムナー

クワズイモ

どこにでも雑草のように生えている「クワズイモ」
妖怪が傘がわりにさしている葉っぱ?
コロボックルがさしている傘?チョット古い?
ミズバショウやムサシアブミと同じサトイモの仲間であるが、
毒があって食べられないので
「食わず芋」と名前がついたと言われている。

方言で「ビィユゥ~ガッサ」なかなか発音が難しい。
時期になると毒々しい赤い実(花)をつける実際の
花は白い。葉っぱだけを見れば芋の葉っぱだから根の部分が
芋になっているのだろう。

昔から「触るとかぶれる」と言われているので、
根っこまで抜いたことはない。

最近、よく「これは何の植物ですか?」と立て続けに
聞かれたので、よく見ると確かにその葉っぱの部分だけ
原生林の中では目立っている。
戦後の食糧難の時代は毒抜きをして食べたそうだ。

しかし、本当に毒が抜けているか食べないとわからないので、
まずは親が食べてからしばらく時間をおいて子供たちに
食べさせたという話を聞いたことがある。

オバァから「触るなよ」と言われているのに、
「昔はこれでお面をつくったりして遊んだ」
という矛盾した話を聞かされる。

沖縄では、場所を選ばずどこにでも生えているので
触らない方がいい。


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