御馳走になってきた。ほとんどの漁師が、船酔いすると言われる
保安庁の巡視艇。むらくも型8番艇 全長31m 幅6.3m
4,400馬力 最大速力30ノット ブローニング機銃12.7mmを装備。
1981年に初就航、人間でいえば29歳、定年退職寸前の艦艇になる。
中に乗った感想は、「狭い!」「窮屈」潜水艦でも、もっと広く
作られているだろう。このせまい空間に10人が乗り組んでいるとは、
とても信じがたい。
古い艦艇なので、不審船にぶつけて止める役割をすることが
多いそうだ。走っている船に横付して、保安官が飛び乗る。
「乗っ込み」と呼ばれるその作業の危険手当はなんと3,000円。
港に停泊している「やえづき」に乗せてもらったのだが、横を船が
通っただけでかなり揺れる。この船で低気圧の中を走るなんて、
よく乗っていられるものだ。船内もかなり老朽化していて、今にも
ドーンと穴があきそう。おそらく来年には役目を終えるだろう。
どうして、巡視艇「やえづき」に呼ばれたのか?
訳は聞かないで!
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