何事かと出ていくと、大きな大きなゴキブリが
カサカサと何処かに走り去った。
干してあったダイビング機材を取り入れようとしたら、
機材の中にいたそうだ。
このあいだ調べたら日本には、なんと52種類もの
ゴキブリがいるそうだ。
高温多湿の沖縄にはその内の43種類が確認されて
いるという。
その中でもよくいるのがクロゴキブリ、
チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリである。
沖縄では方言で「トービーラー」または
「ヒーラー」「フィーラー」という。
おそらく本土の人が見れば、その大きさに驚くだろう。
クマゼミかと間違えるほど大きい。
信じられないかも知れないが、どこからか突然飛んで
来ることがある。
それどころか、いきなり噛みつかれることもあるのだ。
とくにワモンゴキブリは狙って噛みついてくる。
外が寒くなってくると、暖かい家の中にいるのか、
よく台所付近を横切っていく。
そのたびに「キャーッ ギャーッ」とスタッフの悲鳴があがる。
沖縄のゴキブリは殺虫剤でもなかなか死なない。
オバァは「これが一番さぁ」と新聞紙を丸めたもので
一発で仕留める。
長く沖縄に住んでいるが、ゴキブリには慣れない。
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