沖縄ではマンビカー
宮古島ではマンビキと呼んでいる。
シイラが季節を迎えて大漁が続いていると
新聞に載っていた。
シイラに時期があることなど知らなかった。
一年を通して釣れる魚である。
シイラは値段も安く商品価値がほとんどない。
本土のシイラと違って一匹が10㌔を超える。
力が強くカジキのように水面を跳ねて暴れるし
船にあげてからも大暴れ、出来れば
釣りたくない魚である。
沖でマグロを狙っている漁師は、シイラを釣らない
ように釣らないようにマグロを狙う。
そんなシイラだが伊良部島では喜ばれるようだ。
シイラは刺身で食べられないこともないが、
皮と身の間に寄生虫がいるので
運が悪いとお腹を壊す。
主に天ぷらや煮つけにして食べる。
ヘミングウェイの老人と海のなかで、
サンチャゴ老人がカジキと格闘する。
格闘が30時間を超えたとき空腹をいやすのにシイラを
釣って老人が食べるシーンがある。
その時のサンチャゴ老人のセリフが
「これを(シイラ)食べると吐いてしまうかもしれない」
それでも無理をして食べる。
おそらくサシミの文化がないのだろう。と思っていたが
本当は美味しくないという意味なのかも知れない。
漁師にとっては、あまり釣れてほしくない魚である
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