我が家からもっとも近くて、宮古島を代表する有名な観光スポットが
砂山ビーチ。宮古島行きが決まったときに、宮古島がいったいどこに
あるのか、どんなところなのか知らなかった。
今のようにインターネットなどない時代。
本屋に立ち寄って離島情報という本で見た最初の宮古島が
砂山ビーチの写真だった。
透き通るような青い海に真っ白な砂浜。
もう一枚の写真にはアーチに沈む夕日が印象的だった。
そして宮古島に来て最初に訪れたのも砂山ビーチだった。
駐車場に車を停めて、砂に足を取られながら登りきったところから
見た景色は今でも忘れられない。
砂山ビーチは市街地から約4キロほど、歩いて行くには少し遠くて
車か自転車がおすすめ。
砂山ビーチで有名なのは波の侵食によってできたアーチ状の岩がある。
現在、アーチ状になっている岩は侵食が進み立ち入り禁止となっている。
戦後、宮古島にも気象台のあったところに米軍基地があったそうだ。
オバァは砂山ビーチのことを「将校クラブ」とよんでいた。
市内には、パイナガマビーチと砂山ビーチの二つある。
パイナガマビーチは一般に解放されていて、砂山ビーチは
将校専用のビーチだったそうだ。
昔は今の倍以上の砂浜が広がっていた。
その砂の中から米軍が放棄したと思われる手榴弾の箱の山が
でてきたことがあった。
台風が接近すると離岸流が発生するので注意してください。