沖縄では「泡盛」のことを「酒」または、「島(スィマ)」と
言う。観光で来られた方が居酒屋で「酒を一合」と注文したら、
泡盛だったと言っていた。別に怒ってはいなかったけれど、
少し驚いておられた。
泡盛一合のことをカラカラとも言う。
「泡盛って二日酔いしないんですよね」と言っていた方もいた。
そのような話しを観光に来られた方からよく聞く。
それは、はっきり言って「間違いです。」
適量で口を湿らす程度なら二日酔いはしないだろう。
泡盛の二日酔いほど、つらいものはない。
朝、喉が渇いて水を飲んでも、泡盛を飲んでいるようで、
一日中、何もやる気がおきない。風邪で仕事を休むと連絡すると、
「なんとか出て来られないか!」といわれても
「二日酔いで休む」といえば、「仕方がないなぁ」と休ませて
もらえる。二日酔いで仕事に出て来られても邪魔なだけで、叉、
自分が二日酔いのつらさを知っているからだろう。
沖縄=泡盛と思われている方も多いが、以前はウィスキーのほうが
主流だった。1980年をさかいに、ウィスキーから泡盛に
かわったと言われている。泡盛を寝かせたクース(古酒)が
美味しいと言われるようになったのもこの頃から
だと言われている。
酒は適量に、百薬の長も毒にならない程度に飲むのがいい。
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