夏の定番!夏野菜「ゴーヤ」
瓜科の植物 ツルレイシとも呼ばれ、熱帯原産のため
暑さと乾燥に強く、日本では、沖縄や九州南部で
食用にされているが、最近は、健康食品としての人気も高く、
本土でも食されている。
特に沖縄や宮古島では「ゴーヤ」と呼び
冬でもビニールハウスで栽培されている。
沖縄の郷土料理の代表として「ゴーヤチャンプルー」の
愛称で親しまれている。
夏の暑いときには、薄くスライスし、削り節をパラッと
ふりかけて醤油をかけていただく。
食べて夏バテ防止につながると言われている。
ゴーヤというのはビールに似ていると思う。
ビールは誰もが口に入れて美味しいものではない。
苦い液体で、おそらく初めて口にした人はブッと
吐き出すだろう。
夏の暑い日にビールを美味しそうに喉をゴクゴク鳴らしながら
美味しそうに呑んでいる人を見続けて、自分でも
口にして慣れて初めて美味しいと感じる。
ゴーヤも初めて食べたときは、何が、どう、
美味しいのかわからなかった。
いつのまにか身体がゴーヤを必要とするように、
苦味が好きに癖になる。
ゴーヤにはビタミンC、葉酸、カリウム、植物繊維、モモルデシンが
多く含まれている。夏に不足しがちな栄養が含まれている。
特にビタミンCはキャベツの3倍含まれているので
血糖値を下げる効果がある。
チャンプルーやゴーヤのサラダなど、
しばらくはゴーヤのレシピが続きそうだ。