年末の大掃除をしている。昔は「すす払い」とも言った。
12月の半ばくらいから大掃除をしたものだ。
スーパーに行くと、正月用の門松やしめ縄が売られている。
今では大きさに関係なく各家にしめ縄や門松が飾られて
いるが、私がこの島に来た頃は、そのような習慣が
根付いてなかった。
知り合いのショップの門松やしめ縄の飾りつけを手伝って
いると、近所の子供たちが集まってきて「何しているの?」
とよく聞いてきた。
年末の大掃除をするのもしめ縄や門松を飾るのも年神様を
迎える準備。年神様は高いところから家に幸せをもたらしに
やってくると祖母から教えられた。
あいにく宮古島には高い山などない。
あまり風習や習慣というものにこだわらないので、
大掃除するのは気持ちよく年末・年始にやってくるお客さんを
迎えるため。そして新たな気持ちで新しい年を迎えるために
していること。門松やしめ縄のたぐいは買ってきたこともない。
普段、手の届かないところや、いつまでも置かれているものを
スタッフたちは整理して掃除している。
自分の家でもやっていればよいのだが・・・
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