空港から市内までのわずかな距離だけ片側2車線の道路に
なっている。教習所では、右側車線は追い越し車線と
習うけれど、この島では右側車線は追い越し車線であると
いう認識はない。トロトロと20㌔で走るオジィの軽トラック、
ウィンカーも出さずに左の車線、右の車線、車線変更も
お構いなし。そんなのは当たり前。
本土では車に乗っていて、その横を同じ方向にむかって走る
車を見るのは普通の事。島では同じ方向にむかって信号待ちを
するのは、この空港近くの道路だけ。
空港から出てきたレンタカーが市内にむかって他の車を
追い越して走っていった。地元の車がゆっくりと走って
いるのは、レーダーによる速度違反の取り締まりを
やっているのを知っているからで、案の定、その先で
検挙されていた。
速度違反で捕まるのは、ほとんどがレンタカー。
宮古島に到着したその日に速度違反で捕まるとは、なんとも
かわいそうだ。天気が良い日は要注意!
空港近くと下地線(市内むけ)では速度違反の取り締まりを
行っている。島の人は決まった場所で速度違反の取り締まりを
やっている事を知っているので、その近くになると
スピードを出している車も減速する。
前を走っている地元の車が速度を落とせば、その先で
速度違反の取り締まりをやっていると思った方が良い。
警察も地元の人を検挙するより、他府県から来られた人を
捕まえる方が何かと都合が良いので、取り締まり場所は
決まって同じところでしているのかも知れない。
以前は速度違反の取り締まりをやっていれば、対向車がライトを
点滅させて教えてくれていたりしたけれど、最近は携帯電話を
ほとんどの人が持っているので
「速度違反をやっているぞ」と連絡が入る。
地元の人はよほどうっかりしないかぎり
速度違反では捕まらないのだ。
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