うんたま森のキジムナー

アジサシ

宮古島で記録されている鳥類は、
51科274種(宮古野鳥の会)

その内訳は、留鳥が15科23種類、
渡り鳥(夏鳥・冬鳥・旅鳥・迷鳥を含む)が
41科251種類にもおよぶそうだ。
圧倒的に渡り鳥の方が多い。

今、渡り鳥で船の前を横切って行くのが「アジサシ」
アスリートのようなメガネの模様が特徴。かっこいい!
そろそろ卵がかえる時期で、苛立って飛んでいるようにも
見える。アジサシは崖のくぼみや天敵がこない防波堤、
使われていない係留されている漁船など
トゥリバーでは人の近づかないような隠れた場所に住み家を作る。

集団で小魚を追いかけて海に飛び込む姿は見ていてもあきない。
そのアジサシの卵や雛を狙っているのがカラス。
アジサシが餌を探しに巣を飛び出すのを待って、
卵や雛をくわえて行く。
残酷ではあるがこれも自然の厳しさ。

ただし、アジサシもやられてばかりいるわけではない。
一羽のカラスを集団で追いかけて攻撃しているのを
よく見かける。アジサシは手のひらくらいの大きさしかないが、
自分の何倍も大きなカラスを集団で
撃退するチームプレーはなかなかの見ものである。

シュノーケリングなどで、気付かず崖の近くのアジサシの
巣の近くに行くとたとえ人間でも襲ってくるので要注意!
夏が終わりが見え始めた頃、ヒナも大人の仲間入りして
飛び立っていく。


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