東京滞在時間30時間という強行スケジュール。
いつもお客さんを送り出す宮古発→羽田
直行便。小さな島に住む私たちにとっては
空港から10分もあれば自宅に到着する。
東京へ戻られるお客さんたちがどれほど
大変なことなのかあまり考えたことは
なかった。
夜、羽田に到着して、あの時間から電車に
乗って自宅に帰るとは・・・・ 都会に不慣れな
こともあり、空港内にあるホテルへ宿泊した。
空港内にあるからと安心していたが、飛行機を
降りてからホテルのフロントまで約30分
宮古島なら東平安名崎まで行ってしまう。
翌日の電車がこれまた大変!カラカラ先生は
自動改札口に2回も挟まれてしまった。都会に
住まれている方は当たり前のように電車に
乗っているから気づかないと思うが、馴れない者に
とってはキップを買うことさえ難しい。
お金を入れる場所もわからないし、画面に触れる
ボタンなど未来の国にタイムスリップした
ようなものだ。便利なものほど使い方を知らない
者にとっては不便でしかたがない。
駅員さんは、行き先までの値段や乗車する場所を
親切に教えてくれるけれど、キップの買い方
までは教えてくれない。島の生活が長すぎて、
都会にいられる時間は30時間が精一杯。
帰りの機上、高度1万メートル。人間が一万
メートル上空にいるなんて普通なら考えられないが、
あの大都会にたくさんの人間が暮らしていること
自体、私には考えられない。
疲れたらいつでも宮古島に来てください。
島の生活に不便さはない。必要なものは手や声の
届く範囲にすべてある。都会の人達の顔が疲れ
きっているように見えるのは気のせいだろうか?
いつも笑顔に囲まれて毎日を過ごしているから、
そう見えるのかも知れないなぁ
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