うんたま森のキジムナー

住宅事情

沖縄に移住するのに、大きな障害として立ちはだかるのが、
住むところ。30年前は、アパートを管理する不動産屋が
なかった。アパートの空き部屋を探すのに、
各アパートを回って、カーテンのない部屋を探したり
空き部屋がないか?地元の人に聞いたりと自分の足で
探さなければならなかった。

空き部屋を見つけても、家主が貸してくれるとは限らない。
何よりも地元の人の保証人が必要だった。
「移住するには人脈作りから・・・」と言われたほどだ。

アパートを専門に扱う「アパマン」とかが出来て、
だれでもが借りやすくなった。するとアパートの建設ラッシュが
起こって、空いている土地に次から次へと
新しいアパートが建つようになった。
ときは本土で構造偽造計算書問題が発覚して
本土の建設業者の仕事が極端に少なくなり、その業者たちが沖
縄の離島に進出してきた。

こんなに出来て入居する人がいるのか?と思ったが、今は、
まったくと言っていいほど空き部屋がない。
家賃は安くても4~5万で、8万円というのも珍しくない。
地元の人の手取りが平均して12~3万ほどで、家賃が給料の
半分ということになる。

当然家賃の滞納という問題も出てくるわけで、どこの誰だか
わからない本土の人に部屋を貸すのを渋る家主もいる。
着の身着のままでやってきて、夜逃げのようにいなくなる人は
たくさんいるのも事実。

すべての不動産屋に問い合わせたところ、今現在空き部屋の
あるとことはないそうだ。
逆に空き部屋の情報を不動産屋に求められるほど。


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