うんたま森のキジムナー

シリシリー

商店街の金物屋の軒先に「シリシリーあります。」
と書かれた看板が目立つ。
シリシリーは、おろすという意味の方言で
その動作からきたものと言われている。

おろし器でおろす動作、おろし器をつかっておろした
料理もシリシリーという。

おろし器を使っておろしたニンジンなら
ニンジンシリシリー、ダイオンなら
ダイコンシリシリー、ゴーヤならゴーヤシリシリーいう。

本土のおろし器と違って細く5センチ程度の
長さにすりおろしたもの。
沖縄ならではの使い方で、ニンジンをシリシリーして
油で炒め、卵でとじた料理をニンジンシリシリー、
パパイヤをシリシリーしてチャンプルーに入れて
パパイヤシリシリー。
包丁で切るのとは違った柔らかな食感が沖縄では好まれる。
沖縄の市販お弁当の中には必ずといっていいほど、
ニンジンシリシリーが入っている。
また、居酒屋などの突き出しにもシリシリー料理が出てくる。
沖縄の家庭には必ず1台はシリシリー器がおいてあるのだ。


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