トウガラシを泡盛でつけたものが置かれている。
ソバや味噌汁などに少し入れるもの。
八重山では、クースとピパーツが置いてあるのが普通。
ピパーツ(ヒハツ)は、この近所でも普通に生えているもので、
沖縄県内では栽培されていたり野生種も多い。
沖縄では、「島胡椒」と言う。
残念ながら、宮古島の食堂ではほとんど置かれていない。
スーパーに行けば普通に売られている。
八重山では食卓に欠かせない香辛料なのに、隣の島と
味覚が違うようだ。胡椒とあなどるべからず。
かこの歴史では胡椒をめぐって戦争も起きている。
我が家の食卓に欠かせないのが、
「ゆずこしょう」最近では通販で「ユズスコ」も
買っている。なかなかのすぐれもので、味噌汁やラーメン、
二日酔いのときのお粥や刺身にも合う。
九州から移住してきている友達のお父さんがの自家製で、
この友達と長く付き合っているのは、この「ゆずこしょう」が
あるからかも知れない。
あえて「こうしょう」を漢字で書かないのは、胡椒が
使われていないからで、九州ではトウガラシの事を胡椒とも
言うそうだ。
「偽装表示」?トウガラシから作られている。
トウガラシのことをレッド・ペッパーというくらいだから、
日本以外でも胡椒とトウガラシを同じように使っているのだろう。
ヒハツもトウガラシも発汗作用があり、古くから
沖縄では薬としても用いられている。
![](https://sea.ap.teacup.com/untamamori/timg/middle_1410689472.jpg)