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うんたま森のキジムナー

土用

スーパーやコンビニに「鰻」のポスターとともに「蒲焼」の文字。

「予約受付」とまで書かれてある。

予約などしなくてもスーパーには季節関係なく

鰻の蒲焼が売られている。

 

宮古島でウナギは捕れないが鰻を売り物にしている

お店は数軒ある。

市販のお弁当にもよく鰻が一切れ入っている。

漁師連中も鰻好き!

 

関西では関東ほど鰻を食べない。

蒲焼も関東では背開き、白焼、蒸す 竹串を使う 

頭を落としてから焼く。

関西では蒸さない 金串を使う 頭をつけたまま焼く。

江戸の町にはお侍さんが多く腹開きは縁起が悪い

という事で背開きになったという話しを聞いたことがある。

 

夏の土用は立秋前の18日間のことで、

7月20日過ぎ頃に土用入りする。

その土用の時期にある丑の日が「土用丑の日」

暑い盛りで夏バテしないように

鰻をはじめ、土用シジミ 土用餅 土用卵など

精のつくものを食べる習慣が始まったという。

 

一説には産卵前の脂を蓄えた、味がコッテリしている旬の

ウナギに対して、夏のウナギは人気がなかった。

そこで鰻屋が知恵者で有名な平賀源内に相談したところ、

「丑の日だから(う)のつくものを食べると縁起がいい」

という語呂合わせを源内が発案したのが始まりだそうだ。

 

関東では懐に余裕のあるときに

「鰻を食べに行こう」という。

関西では鰻は高級品というより川で捕れる安物の

食べ物といった物である。

子供の頃、繁華街で鰻釣りの屋台があった。

そこで切れない糸でサクラをしていた懐かしい記憶がある。


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コメント一覧

kijimuna
近所のお弁当屋さんの店先にも「うなぎ」ののぼりがたって
います。歳のせいか脂っこいものを食べなくなりました。
ダイバー
千葉県で「鰻」と言えば、成田山の参道沿いに老舗の名店が並んでいます🙋 昔は周辺に広大な印旛沼が広がっていましたので、多分、素材の供給元に不自由は無かったでしょうが、江戸時代からの干拓が進み、縮小した印旛沼では地元産の「鰻」なんて望むべくもないようです😅
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