沖縄方言で、ヤシチヌウグヮンという。
字を当てはめると屋敷の御願。
お祝いに3千円から5千円を持っていく。
祝い金にしては安いと思うのは早合点。
次にティンダティ、起工式がある。
その次がハーヤタティ(柱立て)
大黒柱の祝いがある。
次が棟上げ、そして屋根ふき祝い、
コンクリートを打ったスラブ打ち祝い。
引っ越し祝いを経て、最後に新築祝いが行われる。
一階建てで最低7回ほど祝いがある。
たとえばこれが3階建てとなると
スラブ打ち(コンクリート打ち)が3回行われる
ので、そのたびに3千円~5千円を持って
お祝いにかけつける。
地鎮祭や起工式は、外で行われるのでヤギ汁か
牛汁が振る舞われる。当然、酒盛りも行われるので
歩けなくなるくらいまで飲む。
最近では、ほとんどがはぶかれて、地鎮祭、起工式、
スラブ打ち、新築祝いだけをすることが多い。
家を作るのも大変で、お祝いに来る人達を
もてなす料理も大変だ。
「手伝ってくれ」と電話があって、駆け付けると
元気な山羊が紐で繋がれていた。
嫌な予感的中で、山羊汁を食べるのも
あまり好きではない。
出来るまでの手伝いはもっと嫌い。
家のお祝いは一生に一回だから、
派手にお祝いすることになる。
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