同世代の方と着物の事で話すことがあった
その方は、お子さんがお嫁に行くときに
「留めそで」「喪服」「着物と絵羽織」など
自分としては最低の支度と思い、可哀そうにと思ったのだそうだが
最近お子さんから「お母さん、こんなの一回も来ていないのよ。
これからも着るとは思われないし、どうにかして~~」って言われたらしい
私は、女の子が居ないので分からないが自分の数少ない着物でさえ
処分するのにとても勇気が入った
それでも、もう10数年も前に、喪服以外は自分で処分をした
母がつましい生活の中から買ってくれたものや、
自分で毎月少しずつ払いながらかった「色留めそで」なども
一時、思考を停めて処分をした
ああ、そうだったわ、サーモンピンクの「色留めそで」は
「詩吟」を始めた方に貰っていただいた
それは帯も帯締めなどの小物など一式をそろえて買っていたので
どうしても処分できなかったので、
着ていただけると聞いた時には本当に嬉しかった
喪服は一度、紅に染めたものを改めて黒に染め上げたという
同じ黒でも深い黒と言われて、素晴らしい呉服屋さんに出会ったと思って
嬉しくてそれも何年もかかって払った記憶がある
もし、このブログを読んでいただいている方がいたら
皆さん、ため息をつかれているのではないかしら
断捨離の中で一番つらいのは着物、そして写真
着物は最近は、引き取ってくれる業者もいると聞くけれど
写真はその方にしかわからない思い出だからやっぱり自分で
考えて処分しないとならないわね~~
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