おはようございます。
朝五時半に空をみあげると
まだ真っ暗で
雨が強めに降ってました。
灯油のストーブをつけはじめたので
おへやはあったかくなりました。
ぼくんちのいつもの朝は
バナナマフィンとミルクティーと
キウイでした。
「げんきでいってらっしゃい」をしたあとに
しずかな時間がはじまります。
ママはぼくに
いつものように本を読んでくれました。
え、猫に?っていわれるけど
ぼくのちいさいころからの習慣です。
「ふうせんのおしらせ」与田準一作・竹山博画
これは神保町の古本屋さんで
ママが風船の色に一目ぼれ
かいました。
風にゆられた
風船の大冒険のおはなしです。
すっかりぼくも冒険家になった気分でおりましたら・・・
「日本永代蔵」井原西鶴
を読みだしてくれました。
一気にぼくは江戸時代の猫な気分になりました。
そのころの猫だったら猫まんま食べてるだろうね(笑)
ママが1984年に就職活動したとき
志望理由にこの本のおもしろさをちょっと
説明したんだって。
そしたら運のよいことに採用が決まっちゃって
会ったこともない西鶴がいつまでも
恩人にみえる
そうです。
というわけで
雨の日のぼくんちは
本を読んですごす
カフェになっているのでした。
そういうのブックカフェていうんだよね。
2冊もよんでくれたので
おなかいっぱいのしあわせでした。
みんなも一日たのしんでね。
きょうもきてくれてありがとう。