天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、土星[9]の直焦点撮影を試みた[22-26]。
ここでは、撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[11]を用い、その後処理にLynkeos[12]を用いた結果について記す。
(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、土星の撮影を行った[22-26]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
土星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に土星が写ることを確認することで行った。
土星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、AS!3[11]を用いてスタック処理(取り込みフレームの品質上位50%をスタック)を行った[26-27]。
AS!3からの出力画像(tif)は、Lynkeos[12]に入力し、Deconvolution処理[13]、および、Unsharp mask処理[14]を行った[26-27]。
また、Lynkeosからの出力画像(tif)は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[15]を用いてトリミング処理を行った。
(2)土星の撮影結果(上が北)
2020-08-07 22:43 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 54.7ms, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-10 21:24 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 32.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-15 20:23 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-20 20:43 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 26.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-24 22:57 土星(等級:0.3、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 51.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-09-21 20:14 土星(等級:0.4、視半径:8.7")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 49.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-10-01 19:29 土星(等級:0.5、視半径:8.6")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[17]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[17]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[18])
(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付けて、土星の直焦点撮影を試みた。
撮像データのスタック処理にAS!3を用い、その後処理(Deconvolution処理、および、Unsharp mask処理)にLynkeosを用いた。
その結果、土星の良好な画像が得られた。
参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)土星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)Lynkeos
(13)逆畳み込み-Wikipedia
(14)Unsharp masking-Wikipedia
(15)ImageMagick
(16)今日のほしぞら
(17)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(18)IMX290NQV
(19)Saturn's Satellites
(20)土星の環-Wikipedia
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(12)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(16)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(19)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(20)-goo blog
(28)Autostakkert!2の使い方
ここでは、撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[11]を用い、その後処理にLynkeos[12]を用いた結果について記す。
(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、土星の撮影を行った[22-26]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
土星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に土星が写ることを確認することで行った。
土星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、AS!3[11]を用いてスタック処理(取り込みフレームの品質上位50%をスタック)を行った[26-27]。
AS!3からの出力画像(tif)は、Lynkeos[12]に入力し、Deconvolution処理[13]、および、Unsharp mask処理[14]を行った[26-27]。
また、Lynkeosからの出力画像(tif)は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[15]を用いてトリミング処理を行った。
(2)土星の撮影結果(上が北)
2020-08-07 22:43 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 54.7ms, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-10 21:24 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 32.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-15 20:23 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-20 20:43 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 26.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-08-24 22:57 土星(等級:0.3、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 51.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-09-21 20:14 土星(等級:0.4、視半径:8.7")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 49.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
2020-10-01 19:29 土星(等級:0.5、視半径:8.6")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[17]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[17]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[18])
(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付けて、土星の直焦点撮影を試みた。
撮像データのスタック処理にAS!3を用い、その後処理(Deconvolution処理、および、Unsharp mask処理)にLynkeosを用いた。
その結果、土星の良好な画像が得られた。
参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)土星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)Lynkeos
(13)逆畳み込み-Wikipedia
(14)Unsharp masking-Wikipedia
(15)ImageMagick
(16)今日のほしぞら
(17)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(18)IMX290NQV
(19)Saturn's Satellites
(20)土星の環-Wikipedia
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(12)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(16)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(19)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(20)-goo blog
(28)Autostakkert!2の使い方