(1)プレートソルビング機能とASTAPの単体機能試験概要
プレートソルビング(plate-solving)とは、望遠鏡で撮影した星空画像を解析し、前記画像がどのような姿勢の望遠鏡から撮影したかを星図から特定する機能のようだ。
これまで、ASTAPを用いてプレートソルビングの運用試験を行ってきたが、プレートソルビングに失敗する結果となった[2-5]。
ここでは、上記の原因分析のため、ASTAPに入力する星空画像を次のように変更して、ASTAPの単体機能試験を行った結果を記す。
・アルビレオ[12]付近の画像(4640x3472 jpg):OLYMPUS E-PM2 ISO800, 420mm, F10.5, 30sec, AWB
WindowsPC環境におけるASTAPの単体機能試験構成
構成概要
【ソフトウエア】
・Plate-solve:ASTAP 0.9.584 & Large star database H18[1]
【ハードウエア】
・パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
・カメラ:OLYMPUS E-PM2 ISO800 30sec(m4/3型 4640x3472 3.74μm)[7]
・望遠鏡:コルキットスピカ 420mm F10.5[7]
(2)ASTAPのプレートソルビング単体機能試験結果
ASTAPの入力画像(RAW画像を、Windowsフォトでjpgに変換)[7]
※アルビレオ付近:OLYMPUS E-PM2 ISO800, 420mm, F10.5, 30sec, AWB
ASTAPのAlignmentタブ画面例
※ASTAPのFOV(Filed of view)を"auto"に設定[11]
※プレートソルビングが成功した後、FOVの値は"auto"から1.79°に更新された
ASTAPのプレートソルビング結果画面例
※プレートソルビングに成功(α=19:30 33.4、δ=+27°58 54)[12]
(3)まとめ
天体の電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、WindowsPC環境にプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
これまで、ASTAPなどのソフトウエアを用いてプレートソルビングの運用試験を行ってきたが、プレートソルビングに失敗する結果となった。
今回は、上記の原因分析のため、ASTAPに入力する星空画像を変更して、ASTAPの単体機能試験を行った。
その結果、ASTAPの入力画像に、OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いたアルビレオ付近の画像を使用した場合、プレートソルビングに成功することが確認できた。
今後は、今回の結果(FOV、画像サイズ、星数など)を参考にして、電子観望用の撮影画像においても安定的なプレートソルビングが実現できるようにしていきたい。
参考文献:
(1)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(2)WindowsPC環境におけるプレートソルビング-goo blog
(3)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(2)-goo blog
(4)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(3)-goo blog
(5)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(4)-goo blog
(6)カテゴリー AZ-GTi-KIMUKAZU blog
(7)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影(18)-goo blog
(8)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(9)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(10)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(11)Conditions required for solving
(12)アルビレオ-Wikipedia
(13)撮影現場での傾き検知と補正(ASTAP)
(14)ASTAPというソフト
(15)ASTAPというplatesolver
(16)ASTAP Ver.0.9587から新Database
プレートソルビング(plate-solving)とは、望遠鏡で撮影した星空画像を解析し、前記画像がどのような姿勢の望遠鏡から撮影したかを星図から特定する機能のようだ。
これまで、ASTAPを用いてプレートソルビングの運用試験を行ってきたが、プレートソルビングに失敗する結果となった[2-5]。
ここでは、上記の原因分析のため、ASTAPに入力する星空画像を次のように変更して、ASTAPの単体機能試験を行った結果を記す。
・アルビレオ[12]付近の画像(4640x3472 jpg):OLYMPUS E-PM2 ISO800, 420mm, F10.5, 30sec, AWB
WindowsPC環境におけるASTAPの単体機能試験構成
構成概要
【ソフトウエア】
・Plate-solve:ASTAP 0.9.584 & Large star database H18[1]
【ハードウエア】
・パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
・カメラ:OLYMPUS E-PM2 ISO800 30sec(m4/3型 4640x3472 3.74μm)[7]
・望遠鏡:コルキットスピカ 420mm F10.5[7]
(2)ASTAPのプレートソルビング単体機能試験結果
ASTAPの入力画像(RAW画像を、Windowsフォトでjpgに変換)[7]
※アルビレオ付近:OLYMPUS E-PM2 ISO800, 420mm, F10.5, 30sec, AWB
ASTAPのAlignmentタブ画面例
※ASTAPのFOV(Filed of view)を"auto"に設定[11]
※プレートソルビングが成功した後、FOVの値は"auto"から1.79°に更新された
ASTAPのプレートソルビング結果画面例
※プレートソルビングに成功(α=19:30 33.4、δ=+27°58 54)[12]
(3)まとめ
天体の電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、WindowsPC環境にプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
これまで、ASTAPなどのソフトウエアを用いてプレートソルビングの運用試験を行ってきたが、プレートソルビングに失敗する結果となった。
今回は、上記の原因分析のため、ASTAPに入力する星空画像を変更して、ASTAPの単体機能試験を行った。
その結果、ASTAPの入力画像に、OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いたアルビレオ付近の画像を使用した場合、プレートソルビングに成功することが確認できた。
今後は、今回の結果(FOV、画像サイズ、星数など)を参考にして、電子観望用の撮影画像においても安定的なプレートソルビングが実現できるようにしていきたい。
参考文献:
(1)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(2)WindowsPC環境におけるプレートソルビング-goo blog
(3)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(2)-goo blog
(4)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(3)-goo blog
(5)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(4)-goo blog
(6)カテゴリー AZ-GTi-KIMUKAZU blog
(7)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影(18)-goo blog
(8)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(9)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(10)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(11)Conditions required for solving
(12)アルビレオ-Wikipedia
(13)撮影現場での傾き検知と補正(ASTAP)
(14)ASTAPというソフト
(15)ASTAPというplatesolver
(16)ASTAP Ver.0.9587から新Database
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