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遊星號による天体観察(29)

2020-12-02 06:36:30 | 
遊星號[1]を用いて観察した11月30日の月(半影月食[3,10-11,15-16])の画像[14]と、10月31日の月の画像[13]を、GIFアニメ[12]として合成し比較した結果を記す。


2020-10-31 21:38 月(月齢:14.7、視半径:14.9’)と、
2020-11-30 18:36 月(月齢:15.2、視半径:14.9')[2]のGIFアニメによる比較
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光

※撮影画像(jpg)は、ImageMagick[4]でXGA(1024x768)へリサイズ
※リサイズした画像を、RegiStax6[5]でスタック処理、および、Wavelet処理
※さらに、RegiStax6からの出力画像を複数枚用いて、Image Composite Editor[6]でモザイク合成[9]
※加えて、ImageMagickを用いてGIFアニメに合成

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[7]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[7]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[7])

まとめ
月面に地球の半影が投影される半影月食(2020年11月30日)を、遊星號を用いて観察した。
また、ひと月前に観察した満月の写真とGIFアニメで比較することで、地球の丸い半影が月面に投影されている様子がわかりやすく確認できた。
一方で、地球の半影が投影された月面から太陽を観察すると、地球による部分日食が同時に発生していることが想像されるので、興味深い。

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)月-Wikipedia
(4)ImageMagick
(5)RegiStax
(6)Image Composite Editor
(7)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(8)2020年 月の地心距離と満月
(9)月面写真のモザイク合成
(10)月食-Wikipedia
(11)月食とは
(12)GIFアニメーション-Wikipedia
(13)遊星號による天体観察(24)-goo blog
(14)遊星號による天体観察(28)-goo blog
(15)2020年11月30日 半影月食
(16)特集 2020年11月30日 半影月食-天体写真ギャラリー

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2 コメント

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半影月食の写真について (starskys2)
2020-12-02 13:48:30
新星空の友です。

半影月食と普通の満月の写真、拝見しました。
早速、載せて頂きましてありがとうございます。
写真がモノを言っているようです。写真を見てメッセージを訴えているようにも思えます。
天体写真でも一般写真同様に何か訴えていることが大事かなと思います。

月面写真は動画カメラで拡大写真も撮影できます。惑星以外にも動画カメラが使えますから、クレータ等の月面拡大写真にも挑戦してみてはどうでしょうか。またまたリクエストで申し訳ありません。天体写真撮影の幅が更に広がると思います。

これからも益々のご活躍を願っています。
世の中、新型コロナウィルス蔓延中ですので、くれぐれもお体に気を付けて頂きますようよろしくお願いします。


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Re:半影月食の写真について (KIMUKAZU)
2020-12-02 17:46:12
新星空の友 様

コメント、ありがとうございます。
半影月食の写真は、単に光と影の物理現象と言ってしまえばそれまでかも知れませんが、当方も物言わぬ自然からのメッセージを感じとれる感性を養いたいと感じました。
ご指摘の動画カメラを用いた月面クレータの観察など、今後の参考にさせていただきます。
今後も新型コロナ対策に配慮し、加えて体調に留意し、天体観察を楽しみたいと思います。
引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。
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