12月に入った途端に暖かかった晩秋は終わり、師走の寒さがやって来ました。
紅葉もほぼ終わり、北風が強く吹くと落葉する葉が地面に音を立てて舞い散っています。
飼育を続けていたオオカマキリの最後の1匹が
12月5日に3回目の産卵をして天寿を全うしました。
12月に入ってからの産卵はこれまでの飼育では初経験でした。
青い空と紅葉のように赤い江戸錦たち。
少しでもサイズアップを図ろうと飼い込みを続けていましたが、水温も下がり餌喰いが悪くなりましたので給餌は1日1回としています。
大きい個体で7センチほどですが雌雄ともに性成熟はある程度していますので
来春明け3才魚で採卵した後で予備で採るかもしれません。
この個体はフンタンや頭部の白い部分が透き通った綺麗な白色で見るからに雌魚らしい。
抱卵していて餌をあまり食べていなくてもふっくらとしています。
この個体は見事に浅葱色と墨模様が飛んでしまいましたが
フンタンに一文字柄の赤が入り目先が長く、鰓深い頭骨をしていて種魚として残すことに決めました。
抱卵しているようで、おそらく雌魚でしょうか。
色が飛んでも、雌魚でしたら頭骨やフンタンの形状が良ければ種魚として残すようにしています。