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そういえば 今年の初夢は、
”親切で助けてあげた外国人に、中華レストランで無銭飲食されて、
めちゃくちゃ困るっている私・・・” というヘンな夢でした。
旦那の実家に帰ったついでに、吉野神宮に初詣。
桜の名所である吉野は、春先には観光客でごった返しますが、
この時期は閑散として寂しいものです。
時間があったので、どこか行ってみる?ということになり
前々から気になっていた 義経ゆかりの吉水(よしみず)神社に行ってみました。
ここは、義経が静御前、弁慶とともに身を隠し、
ここで静御前と今生の別れをした、という悲しいお話の伝わる場所。
さらに、後醍醐天皇が南朝を置いたまさにその場所でもあり、
後には豊臣秀吉が盛大な花見の宴を行ったという なんだかスゴイ神社らしい。
だからー私は歴史が苦手なのよ・・・。
旦那に聞くと、”弁慶が手でクギを打った岩があんねん”
と言うのですが、意味不明。イメージもわかず。
なんのためにそんなことをしたのか疑問・・・。
(弁慶は力持ち、ってことでエエねん!と言われましたが釈然としないなぁ)
ともあれ、だーれもいない境内に入っていくと、ありました、
弁慶力釘。岩に釘が打ち込まれてましたが
ホンマに弁慶が??
そばの岩には義経馬蹄跡。だから何?
イマイチぴんとこないのですが、旦那も、子供の頃から中には入ったことは
ないらしく、数々の宝物を一般公開中というので、見てみることにしました。
ひっそりと暗い建物(最古の書院造の建物とか)の中には、
狩野派の襖絵
弁慶、一休さん、水戸黄門、助さんなどの書
静御前の着物
義経の鎧
室町時代の能面
蝉丸の琵琶
後醍醐天皇の玉座の間
義経潜居の間
などなど、数々のお宝が それはもう無造作に、
薄汚れた(?)ガラスケースに保管されています。
あまりの無造作ぶりに驚いた私たちの会話・・・
「これってホンモノ?」
「まさかー こんな無造作に置かれてるんやでー 盗み放題や!」
「こんなスゴイもん、こんなところにあるわけないよなぁ。」
「レプリカ?」
「”~と言われている”っていうだけで、ホンマもんとは限らんよ」
などなどひとしきり盛り上がって、建物から出るなり、宮司さんに
「ここのものは全部ホンモノなんですよ」と言われてしまった・・・。
さらに、何十億と価値のあるものばかりで、過去に盗まれたこともある。
でも、重要文化財として登録されているので
すぐ足がついて見つかること、
この吉水神社にあってこそ、なのだ、ということ等々、レクチャーを受ける。
私たちの話、聞こえてたんかっ!?
暴言の数々、お許しください。
「あまりにも無防備に、湿度の管理もされずに置かれているもので・・・」
と言うと(ホンマに、めっちゃアバウトな展示だったんですってば!)
「ここ吉野の空気は 清浄なので、非常にいい状態だと文化庁の人も
仰ってましたよ。蔵になおしてあるものの方がかえってカビが出たりしてます。
こうして風通しをよくして置いている方がいいんですよ。」
とのことでした・・・
いやー、国立博物館あたりで 厳重に展示されてそうなこれらの
百点以上の重要文化財の数々、是非ご覧ください。
ホンモノだと思うと、このひなびたうら寂しい冬の吉野の風景に、
歴史の重みを感じてしまうのでありました。
吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき
という静御前の歌も 悲しく響きますなぁ・・・。
(ちなみに、私、去年の大河ドラマ「義経」は全く見てませんでした)
桜の季節には さぞかし美しい風景だと思います。
なにせ、一目千本と言われるくらい、山がピンク色になるんだそうな。
やっぱり、奈良には京都とは違ったよさがあるなー。
”親切で助けてあげた外国人に、中華レストランで無銭飲食されて、
めちゃくちゃ困るっている私・・・” というヘンな夢でした。
旦那の実家に帰ったついでに、吉野神宮に初詣。
桜の名所である吉野は、春先には観光客でごった返しますが、
この時期は閑散として寂しいものです。
時間があったので、どこか行ってみる?ということになり
前々から気になっていた 義経ゆかりの吉水(よしみず)神社に行ってみました。
ここは、義経が静御前、弁慶とともに身を隠し、
ここで静御前と今生の別れをした、という悲しいお話の伝わる場所。
さらに、後醍醐天皇が南朝を置いたまさにその場所でもあり、
後には豊臣秀吉が盛大な花見の宴を行ったという なんだかスゴイ神社らしい。
だからー私は歴史が苦手なのよ・・・。
旦那に聞くと、”弁慶が手でクギを打った岩があんねん”
と言うのですが、意味不明。イメージもわかず。
なんのためにそんなことをしたのか疑問・・・。
(弁慶は力持ち、ってことでエエねん!と言われましたが釈然としないなぁ)
ともあれ、だーれもいない境内に入っていくと、ありました、
弁慶力釘。岩に釘が打ち込まれてましたが
ホンマに弁慶が??
そばの岩には義経馬蹄跡。だから何?
イマイチぴんとこないのですが、旦那も、子供の頃から中には入ったことは
ないらしく、数々の宝物を一般公開中というので、見てみることにしました。
ひっそりと暗い建物(最古の書院造の建物とか)の中には、
狩野派の襖絵
弁慶、一休さん、水戸黄門、助さんなどの書
静御前の着物
義経の鎧
室町時代の能面
蝉丸の琵琶
後醍醐天皇の玉座の間
義経潜居の間
などなど、数々のお宝が それはもう無造作に、
薄汚れた(?)ガラスケースに保管されています。
あまりの無造作ぶりに驚いた私たちの会話・・・
「これってホンモノ?」
「まさかー こんな無造作に置かれてるんやでー 盗み放題や!」
「こんなスゴイもん、こんなところにあるわけないよなぁ。」
「レプリカ?」
「”~と言われている”っていうだけで、ホンマもんとは限らんよ」
などなどひとしきり盛り上がって、建物から出るなり、宮司さんに
「ここのものは全部ホンモノなんですよ」と言われてしまった・・・。
さらに、何十億と価値のあるものばかりで、過去に盗まれたこともある。
でも、重要文化財として登録されているので
すぐ足がついて見つかること、
この吉水神社にあってこそ、なのだ、ということ等々、レクチャーを受ける。
私たちの話、聞こえてたんかっ!?
暴言の数々、お許しください。
「あまりにも無防備に、湿度の管理もされずに置かれているもので・・・」
と言うと(ホンマに、めっちゃアバウトな展示だったんですってば!)
「ここ吉野の空気は 清浄なので、非常にいい状態だと文化庁の人も
仰ってましたよ。蔵になおしてあるものの方がかえってカビが出たりしてます。
こうして風通しをよくして置いている方がいいんですよ。」
とのことでした・・・
いやー、国立博物館あたりで 厳重に展示されてそうなこれらの
百点以上の重要文化財の数々、是非ご覧ください。
ホンモノだと思うと、このひなびたうら寂しい冬の吉野の風景に、
歴史の重みを感じてしまうのでありました。
吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき
という静御前の歌も 悲しく響きますなぁ・・・。
(ちなみに、私、去年の大河ドラマ「義経」は全く見てませんでした)
桜の季節には さぞかし美しい風景だと思います。
なにせ、一目千本と言われるくらい、山がピンク色になるんだそうな。
やっぱり、奈良には京都とは違ったよさがあるなー。
それにしてもすごいお宝の数々ですよね。
私は歴史小説は大好きなのですが、学校に出てくる歴史は全くダメです。もう一度勉強したいなー。
こういう所に行ってたら、きっと違ってたかも(笑)
ぜひ、行ってみたいです。
歴史が苦手な私でも、なんかよくわからんがスゴイ!!
って気分になります。
奈良ってほんと、田舎の風景に溶け込んでるんですよね。
吉野には世界遺産に登録された金峯山寺もありますし、
人が多くても桜の時期に行かれることをオススメします!