目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

10月に読んだ本

2024年11月10日 | 読書
10月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:638
ナイス数:135

あいかわらず読めていない。ホント、どうなってんの?私。
最近、月1回ぐらい美術展にも行ってる。
きれいなもの観るのは楽しい。
先日はこの年にして初めて陶芸もやった!楽しかった。人生、遅すぎることはないんだよなぁ。
寺地はるなさんのイベントまでに既刊を全部読んでおきたいからがんばろ!!(5冊ぐらい積んである😱)

いつか月夜いつか月夜感想
会社員の實成は、父を亡くした後、モヤモヤとした不安に駆られ夜中の散歩をする。偶然出くわした同僚の塩田さんやその連れの女の子(複雑な関係)と一緒に歩くことになる。ひょんなことから、次第にそのメンバーが増え…。寺地さんらしく、誰もが心に抱えるモヤモヤや不安や問題をハッとする言葉で描く。打ち解けたと思ったメンバーとも、解散の時がくる。少し寂しくて切ないけれど、また別の人と違う状況で歩きはじめる。「いつも月夜に米の飯」という諺をはじめて知った。いつも全てがうまくいくわけではないけどLife goes on.
読了日:10月31日 著者:寺地 はるな

おいしいごはんが食べられますようにおいしいごはんが食べられますように感想
ある職場での物語。体が弱くてすぐ早退するのにお詫びに手作りお菓子を持参する芦川(女)とそれを苦々しく見ている押尾(女)。適当に周りに合わせているけど心で毒づいている、食に関心のない二谷(男)。芦川さんにモヤモヤしない人がいるのか?と思えるほど私には苦手なキャラ。そう、私は頭痛薬を飲んで無理して働いても周囲から評価してもらえない押尾さんタイプ。後味も良くないのにリアルな職場の人間関係について色々と考えてしまう。結局、「勝ち組」なのは芦川さんなんだよなぁ…。他の作品も読んでみたい作家さん。
読了日:10月20日 著者:高瀬 隼子

なんどでも生まれる (一般書)なんどでも生まれる (一般書)感想
明日町こんぺいとう商店街シリーズは読んでいるけど、内容うっすらとしか覚えてない…。仕事で心身を病んでしまい、祖父母の営む商店街の金物屋に住むことになった茂さんが飼うチャボ•桜さんが語り手。周りの人々と交流しながら一進一退で前に進んでいく茂さん。何もできないのがもどかしい桜さん。彩瀬まるさんにしてはほのぼの成分多めで心あたたまります。シャッター街ではない、がんばってる商店街、後継世代が加わってるのが良いな。
読了日:10月11日 著者:彩瀬 まる

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