目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

1月に読んだ本

2012年02月01日 | 読書

1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2276ページ
ナイス数:140ナイス

桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活
「シューマンの指」に続いて読んだ奥光さんがこれ。ギャップが・・・(笑)でも好きです、この感じ。情けなくて腹が立つのを通り越して笑えるクワコー。それにしても、どうして最近はこういう感じの表紙イラストが多いのか?
読了日:01月28日 著者:奥泉 光


ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン
読んでいて、有川さんの、作家として物語を紡ぐということへの思いが込められてるところもあるのかな、と思いました。物語の軸になってもよさそうな、主人公の持つ不思議な力が、大事なところだけで使われるのが良いな。その力と折り合いをつけてきた主人公の今までの人生が、きちんと描かれているので納得いくし。ドラマチックすぎるはじめの物語より、”パラレル”とされた似て非なるもうひとつの物語の方が、私にはグッときました。
読了日:01月22日 著者:有川 浩


キネマの神様キネマの神様
映画は映画館で観なくちゃ!と思っている私。ここ数年はあきらめざるを得ない状況だったけど、ここに出てきた映画はほとんど映画館で観たな・・・。1日に3本ハシゴしてたことや、小さな名画座の空気を思い出したりして最初から最後まで涙とニヤニヤ笑いが止まらない素敵な話でした。(物語自体がうまくいきすぎで映画そのものだけど(笑)) 登場する「フィールド・オブ・ドリームス」は私の人生ベスト5に入る1本です。 映画好きな人、そして、ネットで同士と映画について語るのが楽しくてしかたない人、ぜひぜひぜひ読んでください!
読了日:01月16日 著者:原田 マハ


NのためにNのために
登場人物が全員”N"というのは上手いなぁ。でも、この本では私は誰にも共感することができなかったので(野ばら荘のおじいちゃんを除く)、のめりこんで読むことができなかった。再読したら新しい発見や納得できる部分があるかもしれない。これで湊さんの著作全部読んだけど、一番面白かったのはやっぱり最初に読んだ「告白」かな。
読了日:01月15日 著者:湊 かなえ


キャベツ炒めに捧ぐキャベツ炒めに捧ぐ
お惣菜屋さんで働く3人のアラ還女性たちのお話。子供の頃、大人になった自分が想像つかなくて、自分が30歳になった時”えっ?こんな私でいいの?もっと大人と思ってた・・・”と感じたものですが、たぶん60歳になってもそんな感じなんだと思います。だから、こんなふうにキャイキャイと姦しく、大人げない60歳の女の人たちのお話は元気が出ました。出てくる食べ物がおいしそう!やっぱり人間、ちゃんと食べなくちゃ恋もできないよね。
読了日:01月12日 著者:井上 荒野


謎解きはディナーのあとで 2謎解きはディナーのあとで 2
東川さんが、”影山の毒舌は水戸黄門の印籠的”とおっしゃってましたが、まさに定番、マンネリの美学とも言いましょうか・・・。「ウケる~」には噴いてしまいましたが。ところで、”アヤカ”に”ナツキ”と登場人物の名前が別の章でカブっていることには意味があるんでしょうか??ちょっと混乱してしまいました。
読了日:01月10日 著者:東川 篤哉


祝い飯 (ハルキ文庫 わ 1-14 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)祝い飯 (ハルキ文庫 わ 1-14 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
多作な作家さんなので出たことに気づいてなくて、最新刊の前に読みました。豪助の結婚、あっさり一章だけで終わりだった・・・。新キャラ登場に、烏谷様の過去語りと(ワタシ的に)盛り上がったところで(←烏谷様ファン)これまたあっさり終了。お利う、今後も絡んできそうだなー。
読了日:01月07日 著者:和田 はつ子


赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖
シリーズ第三弾。本物の骨董品のよさが描写されているところなど、興味のある人なら頷きながら読めるのかな。私は想像するだけですが・・・。それで実際にお茶を点てたり素麺食べたりするところが良いですね。美味しいんだろうなぁ。しかし、この幸せな夫婦も幕末の嵐に飲み込まれていくんだろうか。血なまぐさい話になって欲しくないけど、真さんとゆずちゃん、渦中の人たちと関わっちゃってるし!!続きが気になります。
読了日:01月05日 著者:山本 兼一


かんさい絵ことば辞典かんさい絵ことば辞典
以前、書店でぱらぱらと見たら面白かったので借りてみた。買おうと思う。めっちゃおもろいもん!今はほとんど使わないけど、子供のころ使ったり、親に言われた言葉がいっぱいあって懐かしかった。「えっ、これって標準語ちゃうん?」と驚いた言葉もチラホラあった私は生粋の大阪人。うっとこの息子はげらでいちびりで甘えたです。
読了日:01月02日 著者:ニシワキタダシ,コラム : 早川卓馬

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