このスタイリッシュなポスターが公開当時気になってて観たかった映画。
WOWOWで。
こないだ、「世界ビックリ事件簿」(?)みたいなテレビ番組でやってましたが、中途半端だった…。
なんでこの映画があるのに、あんなのやるんだろ。
「アメリカン・アニマルズ」(AMERICAN ANIMALS 2018年・英米)
大学生のスペンサーは大学図書館に所蔵されているオーデュヴォンの画集「アメリカの鳥類」を目にし、
それが何億円もの価値があることを知り、友達のウォーレンとともに盗み出す計画を立てる。
さらに、2人の大学生を誘い入れ…
実際に起こった事件を元にした映画ということで、映画の中にはホンモノの彼らが出てきて喋ってます。
彼らの先生や家族、図書館の司書さんも。
いやー甘いっ!!
平凡な日常から抜け出したい、スリルや刺激が欲しい、というだけで窃盗を企てる。
見取図を描いたり、映画を観て計画を練ったり、というのがワクワク興奮して楽しくてノリで盛り上がる…ってのはわからんでもない。
おとなしくておどおどした感じのスペンサーが、すごく楽しそうな笑顔なのが印象的。
だからってね…「レザボア・ドッグス」や「オーシャンズ11」ではアカンて!
そんな高価な希少本、ほんとに売るルートあるのかな?
いや、あるよね。世の中で実際に美術品や仏像が盗まれて売られてるんだし。
当然、スタイリッシュとは程遠く、そんなお遊びみたいな計画は上手くいくはずもなく、彼らは逮捕されてしまいます。
それなりにみんな優秀な学生たちだったのに…
今は文筆業や画家をしてるみたいですが。
しょせん普通の大学生、家族のことを思うと迷いも生じるし、予想外のことにはパニックに。
なんか、親の気持ちで観てしまいました。
なんでこんなアホなことを…って。やりきれないよね。
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