目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

5月に読んだ本

2013年06月02日 | 読書

2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2904ページ
ナイス数:335ナイス

ごはんぐるりごはんぐるり感想
面白いなぁ西さん。うんうん!と頷く部分と、そうでない部分。そらね、私かて、お酒が飲まれへんのは人生の楽しみ半分はソンしてる気ぃするよ!でも飲まれへんねんもん、しゃーないやん!でも、ニューヨークでいろんな国の料理を食べたり、生水・生野菜厳禁な国、わかるわ。あ、私も喉が白くなる病気、罹ったことあります・・・。
読了日:5月31日 著者:西 加奈子


あいあい感想
幕末から明治を生きた実在の人物、関寛斎と妻のあいの物語。貧しい農村の出身ながら、蘭学で身を立てた寛斎。強い信念をもって進むも、波乱に満ちた人生。それを支えた妻。こんなにもお互いを敬い、支え合い愛し合った夫婦がいたなんて、素晴らしいですね。山桃・・・あっ、よく行く公園にある!桃じゃなく”ベリー”っぽい小さくて赤い実が、毎年いっぱい落ちてます。今年は感慨深くその実を見ることになりそうです。
読了日:5月31日 著者:高田 郁


ホテルローヤルホテルローヤル感想
今回も装丁がイマイチ!!確かに内容は暗いし、合ってるといえば合ってるのかもしれないけど、これじゃあんまりだ・・・。読む前から悲しくなる。短編集ということもあり、いつもよりは少し明るい部分もありました。女はたくましい。
読了日:5月28日 著者:桜木 紫乃


からすのてんぷらやさんからすのてんぷらやさん感想
なるほどー!!レモンちゃんがてんぷら屋さんの意味に納得!お店が火事で焼けちゃう、とか、てんぷらとフライの作り方が詳しく説明されていたり、と”パン屋さん”とはかなり趣が違うけど、みんなで力を合わせてお店を再開するといういいお話。
読了日:5月26日 著者:かこ さとし


からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)感想
今度はりんごちゃんのお話。子供と一緒に、何が並んでる??と楽しく読みました。顔を描く、というアイデアが面白かったみたいで笑ってました。新鮮な野菜や果物、こんなお店で買いたいなー。
読了日:5月26日 著者:かこ さとし


パイの物語(上) (竹書房文庫)パイの物語(上) (竹書房文庫)感想
映画を先に見て、原作を是非読んでみたいと思いました。しかし、うーん ツラかった。翻訳小説を読みなれていないので、第一章の部分、なかなか内容が頭に入ってこず・・・。でも、とりあえず下巻も読もうと思います。
読了日:5月26日 著者:ヤン・マーテル


アニバーサリーアニバーサリー感想
今までの窪さんの作品とは一味違った感じがしました。でも、今まで同様に、生きることの痛みと力強さに満ちた物語でした。戦争を生き抜き、”主婦になっても仕事を持って働く女性”のさきがけとなった晶子と、モノには困らないけれど家族の愛情に恵まれずに生きてきた若いシングルマザーの真菜。二人の人生が交わって深く関わりあうことになった”アニバーサリー”が3月11日の震災の日だったということ・・・ですよね。うーんそのタイトルはどうなんだろう。内容も、いろいろ盛り込み過ぎな気もします。
読了日:5月20日 著者:窪 美澄


ザ・万字固めザ・万字固め感想
くすっと笑いながら読めました。大阪地下鉄戦隊ヒーローものは、かなりツボでした。万城目さんの作品もっと読みたいけど、質は落として欲しくないから一作一作を楽しみにしてます。
読了日:5月19日 著者:万城目学


沈黙の町で沈黙の町で感想
子供を持つ身としては、本当に暗澹たる気持ちになる本だった。一人の中学生が学校で転落死。遺体の背中には、無数のつねられた痕が。どうやら彼はいじめられていたらしいが・・・。生徒、先生、親たち、警察・検事とさまざまな視点から描かれる、彼が死に至る過程。作中でも言ってましたが、中学生って一番残酷な年頃なんだろうな。集団でいると、どんどん気持ちが昂ぶって、行為がエスカレートしていく様子にはゾッとした。(続く)
読了日:5月16日 著者:奥田英朗


ジヴェルニーの食卓ジヴェルニーの食卓感想
「楽園のカンヴァス」に続き、マハさんのキュレーターとしての知識を盛り込んだ物語。マティス、ドガ、セザンヌ、モネの傍近くで、その人生と作品を見つめつづけた女性たちを主人公にしたところがよかった。絵画の知識はほとんどない私も、ネットで作品を検索して眺めつつ読める、いい時代・・・。マハさんにしたら、題材に扱いたい画家がもっといるのかもしれないけど、まずは有名どころから、かな。現代日本が舞台の、あったかい物語が大好きだけど、この路線も大好き。他の画家の話も読んでみたいです。
読了日:5月11日 著者:原田 マハ


からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)感想
私が子供の頃好きで、息子も大好きな”からすのぱんやさん”の続編が出てる!!と、びっくりして購入。チョコちゃんがおかしやさんの店主になってる!!素敵なお嫁さんまでもらうなんて・・・。洋菓子も和菓子も売ってるお店、いいですねー。他のきょうだいの本も読んでみようかな。
読了日:5月10日 著者:かこ さとし


ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイアダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア感想
「ルーク(4才)」に続いて!カワイイよーダース・ヴェイダー父ちゃん!皆さん仰るとおり、前作より”二次創作”の要素が強かったけど、私はこういうのも好きだ!ジャージャーのバレエ観ながら居眠りしちゃう父ちゃんカワイイ。そして、レイアはもちろん、映画のレイアより、ずっとずっと可愛いです(笑)
読了日:5月7日 著者:ジェフリー・ブラウン


空飛ぶ広報室空飛ぶ広報室感想
いつも、何故か素直な気持ちで読み始められない有川作品。本作は特に、私は初読みの自衛隊もの。耳慣れない専門用語と自衛隊の広報室の仕事の想像のつかなさ、そして分厚さに戸惑いながらのスタート。そして読み終えた時には、今回もまた、有川さんのウマさに”やられたー”という気持ち。空井とリカの成長が、読む自分の成長でもあるかのように感じられる。
読了日:5月2日 著者:有川 浩

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