目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「かいじゅうたちのいるところ」 モーリス・センダック

2010年01月16日 | 読書
映画が公開されたところですが、その原作。

「かいじゅうたちのいるところ」
(モーリス・センダック・作 神宮輝夫・訳 冨山房)

8歳のいたずらっこマックス。
オオカミの着ぐるみを着てかいじゅうみたいに大暴れ。
お母さんに叱られて、自分の部屋に閉じこもる。
そしたら、部屋に木がにょきにょき生えてきて・・・
いつしかマックスは”かいじゅうたちのいるところ”へ。

繊細なタッチ(漫画でいうところの、カケアミ多用)で
描かれるこの絵本は、私が生まれる前に書かれたもの。
でも、私は読んだことなかったなぁ。
息子のために買ったのだけど、
2歳の息子、”怖い”といって逃げてしまいました。

でも、もうちょっとしたらこんないたずらっ子になって
かいじゅうみたいになってしまうんだろうなぁ。
そしたら、この本がお気に入りになるかも。

文章は少なくて、かいじゅうの王様になったマックスが
楽しそうに遊んでる様子が、不気味だけど愛らしい
かいじゅうたちとともに描かれます。
でも、終わりはあっさりしてて、
ほっとするハッピーエンドになってます。

さて、この短い絵本が、
スパイク・ジョーンズ監督の手腕で、
どんな映画になっているのか??
かいじゅうたちは、CGではなく”着ぐるみ”らしい。
怖くなさそうだけど。

私の好きな”切ないオーラ”が漂っていそうな映画です。

スパイク・ジョーンズといえば、
テネイシャスDのPVも撮っている。
ファットボーイ・スリムの"Weapon of Choice"
(踊り狂うクリストファー・ウォーケン!!)の
PVもこの人だったのですね。
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