2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3594ページ
ナイス数:178ナイス
ぬけまいるの感想
”アラサー女子3人組、自分探しの旅”お伊勢詣りVer.。それぞれ違った個性の幼馴染3人が”抜け詣り”の道中にさまざまな人と出会い、いろんな事件を経て自分なりの旅のゴールに到達する。すべてめでたしめでたし、のすっきりしたラストではなかったけど、そういうもんじゃないかな。この旅の経験が、3人のこれからの人生を豊かにしてくれると思う。”ごろさん”の正体にびっくり。カッコイイなぁ~。朝井まかてさん、今年出会ったお気に入り作家さんのひとり。今後も楽しみです。
読了日:12月28日 著者:朝井 まかて
ノエル: a story of storiesの感想
クリスマスのこの時期に読めてよかった!予備知識なしに読んだので、3つの短編のリンク、ミスリード、挟み込まれる童話などなど、引き込まれました。暗く悲しい展開になってしまうのか??とドキドキしつつ・・・。この本のもつ輝きが、誰かの心に光を燈してくれるといいな、と思いました。
読了日:12月23日 著者:道尾 秀介
つむじダブル (一般書)の感想
お二方の作品はまだ少ししか読んだことがないので、私はそれぞれの特色(?)に気づくことなく、違和感もなくすんなり読めました。少年少女向きというには”秘密”の核心がちょっと難しいように思いますが、爽やかにまとめられてます。うーん でも私はこの絵に描いたようなほんわか幸せ家族と仲間たちの雰囲気、ちょっと入り込めませんでした。
読了日:12月23日 著者:小路幸也,宮下奈都
きのう何食べた?(7) (モーニング KC)の感想
はぁ~美味しそう。”栄養のバランスよくて経済的な献立”の参考にできる料理本ってなかなかないんだよね。そのてん、このマンガはホントに素晴らしいと思う。シロさんとケンジ、末永く仲良く幸せでいて欲しいけど、シロさんの実家のご両親の気持ちもわかるな・・・。(モーニング連載の最新話も面白かった!)
読了日:12月20日 著者:よしなが ふみ
大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)の感想
ドラマ・映画化のおかげで単行本がすぐ出て嬉しかった!続きも早く読みたい!!映像化はなぁ・・・堺雅人さん大好きで、ストーリー的には原作に忠実みたいだけど、実はドラマ一回目観ただけで、続きを観る気がしないんです。なんだろ、あのイロモノ感とチープさ。やっぱりいくら面白い原作でも、「JIN」再び、は無理だったね。
読了日:12月20日 著者:よしなが ふみ
かっこうの親 もずの子どもの感想
40代のシングルマザーが4才の一人息子を育てている話。いろいろな要素が盛りだくさんであっという間に読めた。あまりにドラマチックな展開でちょっと現実味がないような、スピリチュアルな部分に偏りすぎているような気もするけれど、子供との生活の細部には共感できるところもたくさんあって、時々涙してしまった。子供を授かり、無事に生れて、健康に育っていく、ということは奇跡に等しいこと。そのありがたみを思い出させてくれる。
読了日:12月18日 著者:
あたしンち 18巻の感想
ブルース・ウィリス弁当が最高。
読了日:12月17日 著者:けらえいこ
早稲女、女、男の感想
大阪人で、関東の有名私学には全く縁のない私には、早稲女、ポン女、立教・・・と言われても名前は知ってるものの、イメージまでピンとこず、面白さ半減でした。関東の人は、きっとうんうん頷きながら読めるんでしょうね。あまりにもちゃらちゃらした女子大生たちの毎日に半ば呆れつつ、少女マンガかドタバタドラマみたいないつもの語り口は、やっぱり嫌いじゃない。ラストまでマンガっぽいもんね。
読了日:12月17日 著者:柚木麻子
3月のライオン 8 手帳付限定版 (ジェッツコミックス)の感想
こんな爺ちゃんが表紙の渋いマンガがありますか!泣けました。毎回、モノローグの一言一言、一コマ一コマが羽海野さんの身を削って紡ぎだされたようで・・・。(原画展に行って、さらにそう思う)そんな中、川本家は本当にほっこりさせてくれます。おねいちゃん!カレーも売っちゃって!限定グッズ付は、ハチクロの時のカルタ以来、買うのは自重しようと思っていたのだけど、買ってしまいました。可愛いです。
読了日:12月15日 著者:羽海野 チカ
頼むから、ほっといてくれの感想
トランポリン選手たちの物語。主要5人とその周辺の人たちを語り手に描かれるので、それぞれに割かれるページ数は少ないけれど、それでも充分に伝わってくる。盛りだくさんで飽きない。まるで選手本人かのような心理描写がリアル。オリンピックで観てみたかった。中継されてたのかな?そんなことも知らないくらいにマイナースポーツだけど、この本を読んで確実に興味を持ちました。余談だけど、関西弁にちょっと違和感を感じたとこもありました・・・。
読了日:12月11日 著者:桂 望実
空の拳の感想
角田さんが男性を主人公に、しかもボクシングを描くというので興味をもって読みましたが、はじめはなんだか読みにくくて、えんえんとこの分厚さで続くのかと思うと放棄したくなりました。でも、最後まで読み終えてしまいました。二人の人間が、が自分の身一つで打ち合うボクシングというものが、どうして多くの人を惹き付けるのか、少しわかったような気がします。タイトルは「そらのこぶし」ですよね?読み終えた時、「からのこぶし」かもしれないな、と感じました。握りしめたその拳の中には何があるのか、これから何を掴んでいくのか・・・。
読了日:12月8日 著者:角田 光代
深夜食堂 10 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)の感想
今回もしみじみいい話。あっという間に読んでしまう・・・もったいない。何度も味わおう。次が出るまで。
読了日:12月1日 著者:安倍 夜郎
あさひなぐ 7 (ビッグ コミックス)の感想
試合の息詰まる空気、伝わってきます!このマンガを、なぎなたをやったことない人も楽しみに読んでくれてると思うとすごく嬉しいし、もっともっとたくさんの人に知って欲しいと思います。”薙刀”プレゼントって・・・(笑)
読了日:12月1日 著者:こざき 亜衣
クラウドクラスターを愛する方法の感想
前2作が強烈で、ずしんときただけに、物足りない印象でした。描写はリアルで、すんなりと読めるのだけど・・・。家族って、結婚ってなんなんだろうな、と考えさせられる物語ではありました。
読了日:12月1日 著者:窪 美澄
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます