新聞の広告欄で見て、面白そうだったので買った本。
「かもめ食堂」の二番煎じ?!
「食堂かたつむり」(小川糸・ポプラ社)
25歳の倫子は、同棲するインド人の恋人と、
いつか自分のレストランを開くことを夢みていた。
ある日、家財道具や貯金、一切合財ごと
恋人が消えてしまった。
うちひしがれた倫子は、そりの合わない母が
スナックをやっている、ふるさとの田舎町に戻り
念願の自分の店”食堂かたつむり”を開くことに。
食堂のお客さんは1日1組限定。
事前にお客さんと面談して、その人にふさわしい料理を
出すことをモットーとしています。
やがて、その”食堂かたつむり”の料理が
奇跡を生み、評判に・・・。
なんか不思議な小説でした。
子供がお昼寝してくれてる間にイッキに読めてよかった。
はじめは、なんだかメルヘンでファンタジーな
ほのぼのタッチのお話かと思ったんだけど
時々、妙に生々しく、リアルで生臭い言葉が
飛び出したり、後半、話が急展開したり
読後感が落ち着かないものでした。
初期の吉本ばななを思わせる雰囲気。
いろんなことを詰め込みすぎなのか、
食堂のお客さんとのエピソードも
え?ここで終わり?って思ってしまう、
尻切れトンボの印象があります。
お母さんとの話も急展開。
そうくるかぁ?!って思う間にあれよあれよと。
・・・でも、時々涙が出てしまったんだよね。
単純やなぁ(笑)
倫子にとっては、”料理=祈り”。
いろんな食材の命をいただいて、
おいしい料理を作り、その生を全うさせてやることが
料理だといいます。
後半の山場で出てくる”命”の描写は壮絶で、
あぁ~ものを食べるってこういうことだよなぁ・・って
思わされます。
美味しそうな料理もたくさん出てきます。
ざくろのカレーや
体の芯からあったまる比内地鶏のサムゲタン
洋ナシのフルーツサンドイッチ などなど・・・
食いしん坊さんにはオススメな一冊です。
「かもめ食堂」の二番煎じ?!
「食堂かたつむり」(小川糸・ポプラ社)
25歳の倫子は、同棲するインド人の恋人と、
いつか自分のレストランを開くことを夢みていた。
ある日、家財道具や貯金、一切合財ごと
恋人が消えてしまった。
うちひしがれた倫子は、そりの合わない母が
スナックをやっている、ふるさとの田舎町に戻り
念願の自分の店”食堂かたつむり”を開くことに。
食堂のお客さんは1日1組限定。
事前にお客さんと面談して、その人にふさわしい料理を
出すことをモットーとしています。
やがて、その”食堂かたつむり”の料理が
奇跡を生み、評判に・・・。
なんか不思議な小説でした。
子供がお昼寝してくれてる間にイッキに読めてよかった。
はじめは、なんだかメルヘンでファンタジーな
ほのぼのタッチのお話かと思ったんだけど
時々、妙に生々しく、リアルで生臭い言葉が
飛び出したり、後半、話が急展開したり
読後感が落ち着かないものでした。
初期の吉本ばななを思わせる雰囲気。
いろんなことを詰め込みすぎなのか、
食堂のお客さんとのエピソードも
え?ここで終わり?って思ってしまう、
尻切れトンボの印象があります。
お母さんとの話も急展開。
そうくるかぁ?!って思う間にあれよあれよと。
・・・でも、時々涙が出てしまったんだよね。
単純やなぁ(笑)
倫子にとっては、”料理=祈り”。
いろんな食材の命をいただいて、
おいしい料理を作り、その生を全うさせてやることが
料理だといいます。
後半の山場で出てくる”命”の描写は壮絶で、
あぁ~ものを食べるってこういうことだよなぁ・・って
思わされます。
美味しそうな料理もたくさん出てきます。
ざくろのカレーや
体の芯からあったまる比内地鶏のサムゲタン
洋ナシのフルーツサンドイッチ などなど・・・
食いしん坊さんにはオススメな一冊です。
わたしゃ、読んでるふりをしながら
買い込んでは積み上げているだけなんですが
ついベスセラものをバーバー手にしちゃいます。
こういった小品っていうのかな?
いつも参考にさせていただいてます。
私もこの週末・・ちょいと読んでみたいですね。
あーでも「魔法にかけられて」もまだ上映してる
んです。みたいー。
でもきっと父がウォーキングシューズを選んで
ほしいと先日からうずうずしているので
たぶんそれで半日つぶれそう・・
兄も姉も結局家を離れちゃうと
両親の面倒をみるのは私になっちゃうんだなー
といまさらながらため息もちょっとだけ!
おいおい本のコメントとずれずれでごめんねー
なかなか本が読めなくて、本屋にもいけなくて。
でも、ネット通販で気になる本を買っては
積み上げてます。
図書館で順番待ちするのも同じなんだけどね。
親の面倒をみる、って親が元気なうちはいいけど、
年とってくると切実な問題になってきますね・・・。
ウチの実家は母と祖母(姑)の二人暮しですが、
何かと大変そうです。
去年かと思ってたら一昨年だったのですね。もう、記憶がいい加減すぎて自分せも呆れます。。。
映画は小説の印象的な部分を繋いだのかと思っていたら、
読ませていただくと、小説の感想も映画と似たような感じなのですね。
ならば、ある意味原作に忠実とも言えるのかしら…
『かもめ食堂』や『めがね』の時は、食事は生活の基本で、基本の献立でも、
ごく普通の食材をもう少し丁寧に調理して、より美味しく食べなくちゃ、と思ったのだけれど、
ここに登場するお料理は、とってもお洒落なのだけれど、
自分では作るのは、材料調達から調理までちょっと大変そうで、
わたしはいくつものお料理を、ただちょっと眺めていただけ、という感じでした。
コメントとTB、わざわざありがとうございます!
そうですか~ 確かに、読んでいても
ちょっと想像のつかないようなお料理でしたから・・・。
映画化と聞いて、そんなに人気あるの?
なんかとらえどころのない話なのに・・・と思った私です。
映画はポップで可愛い雰囲気で宣伝してますよね。
うーむ WOWOWでやったら観ようかな、という感じです。