特に借りたい本もなく、図書館に行くと
棚をながめながらなんとなく似た傾向の本を
選んでしまうことが多い。
先日は”料理関係”エッセイなど。
今回は”働く女”関係を数冊。
初めての作家さんでしたが、タイトルに惹かれて。
「マノロブラニクには早すぎる」(永井するみ ポプラ社)
帯によると・・・
完全無欠の鬼編集長vsファッションに興味のない新人編集者
一流ファッション誌を舞台に、
女たちの華やかな戦いが始まる・・・
ヒールの高さは女のプライドに比例する!
ど、どっかで聞いたような話ですよね(笑)
「プラダを着た悪魔」か「アグリー・ベティ」か
はたまた槇村さとるの「リアル・クローズ」か。
この、すでに手垢のついた設定をいかに描くのか?と
楽しみに読み始めたんですが、
・・・私はダメでした。
陳腐っていうんでしょうか、気恥ずかしくて。
話半ばで結末が読めてしまいます。
ある死亡事故の真相追及というミステリー仕立てに
なっているんですが、その肝とも言えるエピソードに
説得力がなくて。
新人編集者の主人公はまぁこんなもんとしても、
鬼編集長がよくわからん。
「プラダ~」のミランダほど徹底した鬼でもなく。
そして、彼女のプライベートが
そのキャラクターと結びつかない。
説得力のない展開です。
さらに、主人公の新米編集者が
男子中学生と知り合い、メールのやりとりを
したりするんですが、これまたありえへん。
20過ぎた社会人と中学生ですよ???
話題あう?仕事のヒントになる?癒しになる???
そして、やがて恋愛もあるかも、という
雰囲気まで漂わせてます。
ありえへん。せめて高校生くらいにした方が。
それとも、いっそのこと親子を思わせる小学生か。
ミステリーはいらないから、ファッション雑誌の舞台裏を
メインに描いてストレートな成長物語にした方が
面白かったのではないかと思いました。
棚をながめながらなんとなく似た傾向の本を
選んでしまうことが多い。
先日は”料理関係”エッセイなど。
今回は”働く女”関係を数冊。
初めての作家さんでしたが、タイトルに惹かれて。
「マノロブラニクには早すぎる」(永井するみ ポプラ社)
帯によると・・・
完全無欠の鬼編集長vsファッションに興味のない新人編集者
一流ファッション誌を舞台に、
女たちの華やかな戦いが始まる・・・
ヒールの高さは女のプライドに比例する!
ど、どっかで聞いたような話ですよね(笑)
「プラダを着た悪魔」か「アグリー・ベティ」か
はたまた槇村さとるの「リアル・クローズ」か。
この、すでに手垢のついた設定をいかに描くのか?と
楽しみに読み始めたんですが、
・・・私はダメでした。
陳腐っていうんでしょうか、気恥ずかしくて。
話半ばで結末が読めてしまいます。
ある死亡事故の真相追及というミステリー仕立てに
なっているんですが、その肝とも言えるエピソードに
説得力がなくて。
新人編集者の主人公はまぁこんなもんとしても、
鬼編集長がよくわからん。
「プラダ~」のミランダほど徹底した鬼でもなく。
そして、彼女のプライベートが
そのキャラクターと結びつかない。
説得力のない展開です。
さらに、主人公の新米編集者が
男子中学生と知り合い、メールのやりとりを
したりするんですが、これまたありえへん。
20過ぎた社会人と中学生ですよ???
話題あう?仕事のヒントになる?癒しになる???
そして、やがて恋愛もあるかも、という
雰囲気まで漂わせてます。
ありえへん。せめて高校生くらいにした方が。
それとも、いっそのこと親子を思わせる小学生か。
ミステリーはいらないから、ファッション雑誌の舞台裏を
メインに描いてストレートな成長物語にした方が
面白かったのではないかと思いました。
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