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「サブウェイ123激突」 NYの地下鉄は難しい

2010年09月30日 | 映画タイトル さ行
こういう映画は久々に観たなぁ。

「サブウェイ123 激突」 
(THE TAKING OF PELHAM 123 / 2009年・米)

NYの地下鉄が乗っ取られた。
犯人(ジョン・トラボルタ)は地下鉄運行指令室と
無線でやり取りし、1時間以内に要求の金を
持ってこなければ人質を殺す、という。
偶然担当であった指令係のガーバー(デンゼル・ワシントン)が
交渉の窓口となるが・・・

1974年の映画のリメイクで監督はトニー・スコット。
いつもの、目が回りそうなスピーディーなカットが
印象的。

犯人の意図や計画性にちょと首をかしげてしまうけど
途中でダレることなく観れました。
ひとえに、デンゼルとトラちゃんの演技合戦のおかげですが。

デンゼル=ヒーローがとてもよく似合うけれど
今回は、地下鉄職員という地味な一般人かつ
汚職が疑われている人物。
清廉潔白でないところが良いですよね。

悪役のトラボルタも嬉々として演じてる感じですが
もうひとひねり欲しかったなぁ。
あれで終わり???と思う意外な(?)ラストでした。

乗客の中でパソコンで恋人と映像チャットしてる人が
いて、それがネット配信でテレビ局を通じて流れるのですが
それって・・・犯人にバレないの?バレてもあの程度?と
非常にモヤモヤしました。
トラちゃん以外の犯人は雑魚ばっかりだし
印象に残らん・・・。

ジョン・タトゥーロとかジェームズ・ガンドルフィーニとか
脇役はなかなかよかったのだけど。

NYの地下鉄は、昔は治安が悪くて危ないと
いわれていたもんですが、いまやキレイになって
便利だし、私も何度か行った時には
移動はもっぱら地下鉄でした。
でも、その運行システムがイマイチわからなくて。
(東京ほどではないけど・・・)

まず、UPTOWNとDOWNTOWNって、どっち行きなん?
ってとこからはじまって、
各停が途中から急行になって、降りたい駅が
みるみる遠ざかっていって、ブルックリンまで
行ってしまったこともありました。
そして、日本のように時刻表があるわけでもなく
電車はいつ来るかわからないので
お客さんはホームで、電車の来る方向を伺って待ってたり。
つくづく、日本の鉄道は親切で時間厳守で素晴らしいよね。
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