目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

ジョン・ヒューズよ永遠に!

2009年08月08日 | 映画イロイロ
監督・脚本家・プロデューサーだった
ジョン・ヒューズ/JOHN HUGHES
8月6日、亡くなりました。
散歩中の心臓発作とのこと。
59歳でした。若すぎる!!

ジョン・ヒューズといえば、青春映画を語る上で
欠かせない存在。
私が映画好きになってイロイロ観始めた頃
その作品の、明るく切なく、笑えて元気をもらえる
等身大の”ザッツ・アメリカの青春!”に
憧れ、リストを追いかけた人でした。

忌野清志郎やマイケル・ジャクソンの時だって
亡くなると、”あんたホントにファンやったん?”と
言いたくなるような人がいっぱい
したり顔で褒めちぎってたけど、
ジョン・ヒューズのことも
そうなんだろうか・・・。
私はホントに大好きだったぞー!

「すてきな片想い」
「ブレックファスト・クラブ」
「ときめきサイエンス」
「プリティ・イン・ピンク」
「フェリスはある朝突然に」
「大災難P.T.A」
「恋しくて」
「結婚の条件」
「おじさんに気をつけろ!」
「ホーム・アローン」
「恋の時給は4ドル44セント」
「カーリー・スー」
などなど、彼が関わった作品の中には
大好きで何度も観たものがたくさんあります。

美人!とは言いがたいけど
なんだか憧れてしまうモリー・リングウォルド、
輝いてたなぁ・・・。

「フェリス~」
高校生が1日学校をサボる、という
他愛ないコメディですが
私が初めて好きになった俳優、
マシュー・ブロデリックが
本当に魅力的ではちゃめちゃで
観てると楽しくなって元気の出る映画。

製作・脚本の「恋しくて」
変わりもののシャイな男の子(エリック・ストルツ)と
彼に片思いのボーイッシュな女の子
(メアリー・スチュワート・マスターソン)と
学園のアイドル(リー・トンプソン)の
恋愛模様が切なく胸キュン!(死語)
(脇役の、パンク野郎がいい味出してるんだよねー)

「カーリー・スー」も大好きで、
(アリサン・ポーター、今どうしてるんだろ)
サギまがいのことをしてその日暮らしをしている
父娘。(血は繋がっていない)
”愛してるなら、先に食べさせてくれるでしょ”
(食べるのにも困る生活で、父親はいつも少女に
やっとありつけた食べ物を先に与えてくれる)
というようなセリフを
印象深くずっと覚えてます。

「カーリー・スー」を最後に監督作はなく、
エドモンド・ダンテス名義の
脚本や原案で活躍されていたようですが。
「ベートーベン」(セントバーナード犬のコメディ)や
「34丁目の奇跡」(リメイクの方)
「101」
「メイド・イン・マンハッタン」
なども彼が関わった作品・・・。

「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」という
日本未公開映画が”原案”として
最後の作品になっているのだけど、
私の好きなオーウェン・ウィルソン主演の
コメディと最近知って、ワクワクしつつ
DVDを購入したところでした。
これも映画の神様のお導きか・・・。

ジョン・ヒューズ、今頃は
天国でジョン・キャンディと再会を喜びあっているかも。
たくさんの素晴らしい映画をありがとう!
ご冥福をお祈りします。
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6 コメント

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昨日の夕刊で知りました。 (たまやん)
2009-08-08 10:58:59
久々に彼の名前を目に!と思ったら、それが死亡記事だったのが切ない…。

「すてきな片思い」を観たのが中2の時。
青春の楽しさ、切なさを彼の映画から学びました。
もちろん、子供相手にアタフタ!のコメディも上手かったです。
ジョン・キャンディは彼の作品が一番輝いていたと思う。
返信する
私もです (kino)
2009-08-08 22:34:40
>たまやんさん
どうでもいい芸能人のバカなニュースが載ってる
夕刊の片隅に、私もその記事をみつけて愕然としました。
アカデミー賞とかもらうような映画ではなかったかもしれないけど
”記録より記憶に残る”映画を創ってくれたと思います。
愛すべき素晴らしい映画たち・・・。
本当に悲しいです。
返信する
残念ですね (sabunori)
2009-08-09 10:46:52
私はネットのニュースで最初に知りました。
確かに大作を作る監督ではなかったけれど私も大好きな作品がたくさんある、おっしゃる通り「記録より記憶に残る作品」を作ってくれる監督でしたね。
普通のアメリカの高校生を描かせたらピカ一だったと思います。
一番印象的で大好きだったのは「フェリスはある朝突然に」ですね。
マシュー・ブロデリックの可愛らしさにクラクラしました。
↑でkinoさんが挙げられている作品、私もほぼ観ていてやはりどれも好きでした。
久しぶりにジョン・ヒューズ作品を観てみようと思います。
返信する
ほんとうに・・・。 (kino)
2009-08-10 21:56:35
>sabunoriさん
私もジョン・ヒューズ作品を見直したくなりました。
「フェリスはある朝突然に」のマシューは
本当にくらくらするくらいにカワイイですよね!!
(今や嫁さんの添え物扱いになってしまったけれど)
いい映画がたくさんありましたね・・・惜しい人を亡くしました。
返信する
本当に突然でしたね。 (nomad)
2009-09-02 00:05:44
亡くなってから、もうすぐ1ヶ月になりますが、
しばらく名前を聞いてなかったので、突然の訃報にビックリでした。
この人の作品は、コメディでも、最後はなんとなくジーンとさせてくれる優しさのあるストーリーが好きでした。
うちではアメリカの山田洋次と呼んでいました。
シカゴを中心に描く監督さんで、シカゴから来たアメリカ人が、シカゴの人間って人情が優しいと言ってましたが、人の心を暖かくしてくれる映画が多かったですね。
私は「恋しくて」が大好きですが、落ち込んだ時に今でもよく観る「PTA」は最高です。
アメリカでは、サンクス・ギビング・デーには必ず観る映画の定番だそうです。
これに出てくる、スティーヴ・マーティンとジョン・キャンディは素晴らしい!
今頃、彼らは天国でパーティやってますかね^^;
返信する
もっと観たかった (kino)
2009-09-02 23:16:04
>nomadさん
アメリカの山田洋次!そうですよね。
笑えてしみじみしてほんわかできる・・・。
映画好きなら、シカゴも一度は行ってみたい街です。
おお、サンクス・ギビングには「PTA」ですか!
(クリスマスに「素晴らしき哉、人生!」を観るように!)
ジョン・キャンディも大好きな俳優さんでした。
ほんと、今頃天国で盛り上がってるかもしれませんね。
ジョン・ヒューズ作品、もっともっと観たかったです・・・。
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