「ミート・ザ・ペアレンツ ２」 信頼の輪は誰のため？

日曜の夜のシネコンなのに、お客さん８人なんですけど・・・。
しかもね、大阪でもたった３箇所のシネコンしかやってないの！
さらに、私が行った所は１日１回のみの上映なの！ひどい（泣）

真面目な看護士グレッグ（ベン・スティラー）。
彼女と結婚話が盛り上がり、親に紹介されることになったが、
そのパパ（ロバート・デ・ニーロ）は泣く子も黙る元CIA。
自分をよく見せようとすればするほど　ドツボにハマって　
信じられない大失敗ばかりのグレッグ。
あの手この手で、チェックされ、やっと勝ち得たOK。
さーて今度は　両家のご対面！　というのが　今回の話。

グレッグの本名はゲイロード・フォッカー、
Focker・・・って　すでにアブない。

弁護士（今は専業主夫）の父（ダスティン・ホフマン）と
セラピスト（高齢者向け○ッ○スセラピー専門）の母
（バーブラ・ストライサンド）　マイアミに住む　開けっぴろげで
陽気なグレッグの両親と、超カタブツの　彼女のパパは
果たしてウマが合うのだろうか・・・
両家の間に信頼の輪は築かれるのだろうか？！

まぁ　観てください。
デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、バーブラという大御所が
これでもか！というくらいに弾けまくってます。
楽しそうだ～（笑）　
こんな大物が顔をそろえるとは、ハリウッドにおける
ベン・スティラー（実はああ見えて知性派）の人望は　
篤いのではないか？なんて思いました。

ガチガチの堅物で頑固で絶対君主的な彼女のパパより、
愛情豊かでのびのび育ったグレッグの家庭の方が
楽しそうではあるんだけど、それはそれで屈折してる部分もありそう（笑）　
いくら開けっぴろげとはいえ、下ネタ系の話を
家族の食卓でするな！っちゅーの。キンゼイ博士も真っ青。

デ・ニーロパパも、親としての責任と愛情ゆえなんでしょうし。
この両家はこの先どうなるんでしょうね。
結婚ってのは　つくづく　当人同士だけの話じゃないんだなーと思います。
両家に幸あれ！

今回の重要なテーマは子供。
デ・ニーロパパたちと一緒の孫が可愛い～！！
この子が初めて覚えた言葉を言う様が　ホントに笑える。

最後にはおなじみのアノ人も出てきます。
前作では　ぜーんぜん印象に残ってなかったのになぁ。
今となっては、ベンとこの人が並ぶと　
漫才コンビにしか見えないもんなぁ。