”新釈西洋童話集”というサブタイトルに惹かれました。
「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」
(千早茜 集英社)
「ヘンゼルとグレーテル」
「みにくいあひるのこ」
「白雪姫」
「マッチ売りの少女」
「シンデレラ」などなど、有名な西洋の童話を
現代日本風にアレンジした短編集。
昔流行った「本当は恐ろしいグリム童話」に似た、
退廃的で残酷でエロティシズムに満ちた物語たち。
(グリム童話は本当に恐ろしいのだけど)
幼児虐待にさらされる兄妹だとか
子供の頃のイジメと裏切りとか
ナルシストの叔母に疎まれる若い女とか
そんなにも暗い話ばかりにしなくてもいいのに・・・。
読んでて気持ちのいい話でもないし
心に残るようなものでもないのだけど
読んでいる間は、ついページをめくってしまい、
自分の中の残虐性や人の不幸を覗き見る感覚に
気づかされ、ちょっと嫌な気分に。
「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」
(千早茜 集英社)
「ヘンゼルとグレーテル」
「みにくいあひるのこ」
「白雪姫」
「マッチ売りの少女」
「シンデレラ」などなど、有名な西洋の童話を
現代日本風にアレンジした短編集。
昔流行った「本当は恐ろしいグリム童話」に似た、
退廃的で残酷でエロティシズムに満ちた物語たち。
(グリム童話は本当に恐ろしいのだけど)
幼児虐待にさらされる兄妹だとか
子供の頃のイジメと裏切りとか
ナルシストの叔母に疎まれる若い女とか
そんなにも暗い話ばかりにしなくてもいいのに・・・。
読んでて気持ちのいい話でもないし
心に残るようなものでもないのだけど
読んでいる間は、ついページをめくってしまい、
自分の中の残虐性や人の不幸を覗き見る感覚に
気づかされ、ちょっと嫌な気分に。
素敵?な本のご紹介ありがとうござ増す。
おとぎのかけらと言う名前も気になりましたが、新釈西洋童話集が一番気になりました。残酷チックな内容なんですね。
千早茜さんってどんな人かと思ったんですけど、
http://birthday-energy.co.jp
ってサイトで取り上げられていたり。
本買って見ます。
コメントありがとうございます。
私もこの本はたしか新聞の書評で見て気になったのです。
おとぎ話が下敷きだけあって、ちょっとありえない感じではありますが
なかなかブラックな物語でした。装丁も乙女ちっくで素敵です。