ウィル・スミスがアカデミー賞主演男優賞にも
ノミネートされている作品。
実の息子との共演も楽しみで 観てきました。
「幸せのちから」(Pursuit of Happyness・2006年・アメリカ)
原題の”Happyness"、スペルが間違ってます。
それもミソ。
医療機器のセールスで一山当てようとしたクリス・ガードナー
(ウィル・スミス)だったが、買い取った最新機器はなかなか売れず、
夫婦仲もギスギスしはじめ、家賃も税金も払えなくなってしまう。
妻はとうとう家を出てしまい、幼い息子と2人の貧しい日々。
セールスを続ける一方で、クリスは一流証券会社の
インターンシップに応募することを決意する。
(採用された数十名が研修生として仕事を覚えながら
働くものの、無給。たった一人だけが正式に採用されるというもの)
貧しく厳しい、ホームレス生活。
果たして、クリスは正社員となれるのだろうか・・・。
実話をもとにした話って、あまりにも誇張しすぎるワケにも
いかず、予告から受けた印象よりも、淡々とドキュメンタリーみたいに
進んでいく映画でした。
ホントにあんな生活ができるもんだろうか。
主人公の精神力と根性には頭が下がる思いです。
ハッピーエンドなのはわかっているので、
ちょっと安心しながら見ている部分もありました。
'80年代のサンフランシスコの様子を
よく再現してあるなーということが気になったりして。
ウィルと実の息子のジェイデン君のやり取りは
仲の良い親子の自然な感じが出ていてさすがでしたが、
ジェイデン君の演技に泣かされる、という部分はなかったなぁ。
そして、ウィルは・・・演技派俳優なのか??
私は、アカデミー賞にノミネートされるほどの
名演技でもなかったように思ったけれど。
確かにいい話だし、努力は報われる、という
勇気付けられる話ではあったけど、
主人公の生き方にちょっと共感しかねたので、
浸りきって感動することができませんでした。
だって・・・たとえば選り好みをしなければ
手っ取り早くお金を稼げる仕事は
見つかったかもしれないんだし(ブルーカラーの仕事であっても)
全くのゼロから、彼が優秀な投資アナリストになるという
展開も、ちょっと説得力に欠けるような気もします。
結局は強力な自己アピールがものを言う、っていうのも
アメリカらしいなぁ・・・って感じで。
そして、いくら困窮しても、胡散臭げな保育園(?)には
子供を通わせ続けた、というのもあんまり意味ないような
感じがしたんだけど。
それこそ、子供を会社にも連れて行ってがんばりました、
って話なのかと思いました。保育料、払えたのかなぁ・・・。
なにより気になったのは、そんな日々持ち歩いている
最新式精密医療機器が よく壊れなかったなぁ・・・
(壊れてたけど) ということ。
壊れないにしても、傷がついたり汚れたりしただろうに。
よく売れたもんだ。
ノミネートされている作品。
実の息子との共演も楽しみで 観てきました。
「幸せのちから」(Pursuit of Happyness・2006年・アメリカ)
原題の”Happyness"、スペルが間違ってます。
それもミソ。
医療機器のセールスで一山当てようとしたクリス・ガードナー
(ウィル・スミス)だったが、買い取った最新機器はなかなか売れず、
夫婦仲もギスギスしはじめ、家賃も税金も払えなくなってしまう。
妻はとうとう家を出てしまい、幼い息子と2人の貧しい日々。
セールスを続ける一方で、クリスは一流証券会社の
インターンシップに応募することを決意する。
(採用された数十名が研修生として仕事を覚えながら
働くものの、無給。たった一人だけが正式に採用されるというもの)
貧しく厳しい、ホームレス生活。
果たして、クリスは正社員となれるのだろうか・・・。
実話をもとにした話って、あまりにも誇張しすぎるワケにも
いかず、予告から受けた印象よりも、淡々とドキュメンタリーみたいに
進んでいく映画でした。
ホントにあんな生活ができるもんだろうか。
主人公の精神力と根性には頭が下がる思いです。
ハッピーエンドなのはわかっているので、
ちょっと安心しながら見ている部分もありました。
'80年代のサンフランシスコの様子を
よく再現してあるなーということが気になったりして。
ウィルと実の息子のジェイデン君のやり取りは
仲の良い親子の自然な感じが出ていてさすがでしたが、
ジェイデン君の演技に泣かされる、という部分はなかったなぁ。
そして、ウィルは・・・演技派俳優なのか??
私は、アカデミー賞にノミネートされるほどの
名演技でもなかったように思ったけれど。
確かにいい話だし、努力は報われる、という
勇気付けられる話ではあったけど、
主人公の生き方にちょっと共感しかねたので、
浸りきって感動することができませんでした。
だって・・・たとえば選り好みをしなければ
手っ取り早くお金を稼げる仕事は
見つかったかもしれないんだし(ブルーカラーの仕事であっても)
全くのゼロから、彼が優秀な投資アナリストになるという
展開も、ちょっと説得力に欠けるような気もします。
結局は強力な自己アピールがものを言う、っていうのも
アメリカらしいなぁ・・・って感じで。
そして、いくら困窮しても、胡散臭げな保育園(?)には
子供を通わせ続けた、というのもあんまり意味ないような
感じがしたんだけど。
それこそ、子供を会社にも連れて行ってがんばりました、
って話なのかと思いました。保育料、払えたのかなぁ・・・。
なにより気になったのは、そんな日々持ち歩いている
最新式精密医療機器が よく壊れなかったなぁ・・・
(壊れてたけど) ということ。
壊れないにしても、傷がついたり汚れたりしただろうに。
よく売れたもんだ。
まぁ実話なので、あまり脚色することも出来なくてこのような淡々とした運びになったのでしょうが、映画としては盛り上がりに少し欠けてしまったかな、と私も思いました。
いろいろと考えさせられましたけど。。。
親子の絆の部分はよく描かれていたと思うし、ウルっと来る場面もあってよかったのですが、私もクリスの仕事に関してはチラっと疑問を感じましたよ。^^;
自分一人ならいざ知らず、かなり無謀には違いないですよね~
ところであの後、お母さんはずっとニューヨークに行ったきりだったのかしら?架空の人物らしいけど気になります。(^^ゞ
TBさせてくださいね~
そうそう。もっと”泣ける”映画なのかなーという
先入観があったんですけど、淡々としてました。
大きな野望を抱く、とか一発あててやる!という
夢は大事なのかもしれないけど・・・それよりせめて
子供が大きくなるまでは 安定した収入って
必要だろうに??と思うんだけど・・・。
お母さんがその後出てこないのもちょっと冷たかったですよねぇ。
TBありがとうございました!
コメント有難うございます
自己アピール、日本では考えられない
ですよね
でもそれくらい頑張らないと
生きていけないのが、アメリカなのかも
また宜しくです
ご無沙汰しててすみません!
そう、こういう展開、日本じゃナカナカないですよね。
実力より、上司への根回し・・・みたいな世界で。
(それは古い体質のウチの会社だけかな)
実話に基づく映画というところがすごいですね。
サボリ気味ですが、こちらこそ、またよろしくです。
もともとの話とは息子の年齢が違ったりとか
設定は多少変わっているようですが
すごいなぁと思いました。
こんなにも父親が子どもを愛情をそそぐ姿は
感動でした。
ウィルが急にふけたように見えてちょっとびっくり
でした。
あの時代を違和感なく観られるくらいに 細部まで
再現されていましたね。ウィルの髪型や服装も・・・。
これが実話だというところがスゴイですね。まさにアメリカンドリーム!