元祖ダーリン マシュー・ブロデリック

もうすぐ公開される映画、「プロデューサーズ」はヒットするでしょうか。

その主演の１人であり、ブロードウェイでも同じ役を演じて大評判となった
マシュー・ブロデリック。
この人は、私が映画を観るようになって初めてハマった、
元祖ダーリンであります。
「プロデューサーズ」公開記念に、マシューのこと書いちゃおーっと。

1962年生まれのマシューは生粋のニューヨークっ子。
舞台俳優の父（「狼たちの午後」に出演）、舞台脚本・演出家の母を持つ、
芸能一家に生まれた彼は、若い時からブロードウェイの舞台に立ち、
ニール・サイモンの秘蔵っ子と言われ、トニー賞も
２度獲得してます。

映画デビューはその、「ニール・サイモンのキャッシュマン」(1983)。
その後、
「ウォーゲーム」(1983)
「レディ・ホーク」(1985)　（ミシェル・ファイファーが美しいファンタジー）
「フェリスはある朝突然に」（1986)
「飛べ、バージル/プロジェクトX」(1987)
「トーチソング・トリロジー」(1988)
「ファミリー・ビジネス」(1989)
「グローリー」(1989)
「ライオン・キング」(1994)　（主役・シンバの声！）
「恋におぼれて」(1997)
「GODZILLA　ゴジラ」(1998)
「ハイスクール白書　優等生ギャルに気をつけろ！ 」(1999)
「ステップフォード・ワイフ」(2004)

などなど、数多くの出演作はあります。
特に、「フェリスはある朝突然に」の頃には、
かなり人気あったんですからー！可愛かったんだからー！！

私は、その「フェリス」をビデオで観て、一目惚れした気がします。
ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマンと親子三代の泥棒稼業の話、
「ファミリー・ビジネス」なんか　映画館に２回行った記憶が。

「グローリー」（デンゼル・ワシントンがアカデミー助演男優賞）を観て、
初めてハリウッドスターに英語でファンレターを書いたのでした。
返事はこなかったけど。

爆発的なヒット作こそないけれど、コンスタントに映画に出演したり、
監督までしたり（「インフィニティ　無限の愛」）していましたが、
古巣のブロードウェイで、ネイサン・レインとミュージカル、
「プロデューサーズ」に出演し、大ヒットを飛ばします！

ちなみに、42ndストリートにある、マダム・タッソー蝋人形館には、
マシューとネイサン・レインの蝋人形もあって、
私も憧れのマシュー（の人形）と並んで写真を撮りましたとも！

今回の映画は、その2人が出演するということで、実際の舞台を
観たことのない私には　とーっても楽しみです！

マシューの魅力ですか・・・
あの童顔ですね！若い時の映画なんて　ほんとーにかわいいんです！
「フェリスはある朝突然に」は　他愛ない学園コメディだけど
なんか元気が出る、大好きな映画です。

顔に似合わぬ色白でマッチョな体つきも　なかなかですが（笑）
近年は　顔はあんまり変らないけど、オッサンくさくなり、
トッチャン坊や風になっておりますが、情けない中年もまた似合う。
（「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」はローラ・リニーの好演も良し。）

そのルックスだけじゃない、舞台で培われた演技力もあります！
派手さやカッコよさはないけど、安心して観られます。

私のイチオシはなんといっても、若いゲイの青年を演じた
「トーチソング・トリロジー」ですね！
リース・ウィザースプーンが憎ったらしい、
「ハイスクール白書　優等生ギャルに気をつけろ！ 」も　劇場未公開だけど面白いですよ。

そんな彼は、ヘレン・ハント、ジェニファー・グレイなどと浮名を流した後、
サラ・ジェシカ・パーカーと結婚して、今や一児のパパさんです。



さて、「プロデューサーズ」で　再びマシューにハマるか、
ウィル・フェレルも出ているこの映画で　またもや　ミュージカルにハマって
オペラ座の上を行くのか（それはない）？？
楽しみです！