ニューヨークで映画を撮り続けてきた
ウディ・アレンが舞台をロンドンに移し、
キャストもグッと若手になったこの映画、
スカーレット・ジョハンセン嬢が出るので楽しみにしてました!
「マッチポイント」
(MATCH POINT / イギリス/アメリカ/ルクセンブルグ/2005年)
テニスコーチのクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、
知り合った大金持ちのトムとその一家に気に入られ、
娘のクロエ(エミリー・モーティマー)と結婚する。
しかし、トムの婚約者で女優志願のノラ(スカーレット・ジョハンセン)の
魅力のトリコになり、不倫の関係を続けてしまう・・・
もう、なんともドロドロです。
ウディ・アレンの映画は、あまり多くは観ていませんが
何本かは、とても好きなものもあります。
(「カイロの紫のバラ」や「ブロードウェイと銃弾」とか)
でも、洒脱なコメディだけじゃなくて、
ストーリーはけっこうドロドロの恋愛モノもありますよね。
だから、舞台をイギリスに移してもそれほど変った、と
いうわけでもないのかなぁ。
もともとイロっぽいスカ嬢が、この映画では
さらにセクシー度が際立ち、クリスでなくとも
誘うような仕草にはクラクラきてしまいます。
その点においては、クリスの気持ちもわからんでもない。
(特に、出会いのシーンは後光(?)がさしているかのごとく
美しかった!)
このクリス、アカンでしょう・・・。
どうしようもなく運命的に愛してしまった、
とか言うのならまだ美しい恋愛と思えるけれど、
ノラとの恋はいわば火遊び。
最初から欲情に駆られた関係。
しかも、お金持ちのフィアンセ、義父の会社での出世、
贅沢な暮らしは捨てる気などさらさらないんだから。
なのに、妻と別れる、とか言うなよ!
そして、ノラ。
アナタもどうかと思うわ・・・。
お金持ちのフィアンセがいるときは、
その義理の弟になるかもしれない男を
思わせぶりに誘惑したり、”いけないわ”なんて
いいながらも、いかにも愛人タイプの女だったのに・・・
自分が婚約解消され、クリスといざ深みにはまると、
道路で叫んじゃったり、電話攻撃してしまったり、
ヒステリックになったり、ただの恋する女に成り下がってしまった。
女優の卵なんだから、ノラの設定にひとひねりあるとよかったなぁ。
しかしまぁ、クリスの奥さんのクロエもアカンわ・・・。
そんなに子作りを強要されたら萎えるし
愛人も作りたくなるでしょうに。
でも、彼女は生まれながらのお嬢なので仕方ないか。
クリスの決断には驚いてしまいました。
えっ そんな・・・もうちょっと落ち着いたら?
と 普通思いますが、追い詰められた人間って
何をするやらわかりませんね。
肝っ玉のちっちぇーヤツです。
浮気する甲斐性もありません。
どうにも好きになれないクリスですが、
強運に恵まれて オイシイとこ取りな人生を
送る人間というのは やっぱりいるものです。
脇役チェッカーの私が気になったのは
クロエの金持ちパパ役、ブライアン・コックス。
この人、いっつも怖いんだ・・・。
むっつりしてて、体が大きくて、威圧感あって
でも、洗練された感じがしなくて・・・
映画でこの人が出ていたら、まず悪役と疑ってしまう。
でも、今回は、ヒゲをたくわえて、眼鏡をかけ、
上品なイギリス紳士でした!一瞬わからなかったくらい。
ま、ブライアン・コックスのことはどうでもいいですね(笑)
とにかく、スカーレット嬢の魅惑の唇と
透けるように白いモチ肌、
ダメ男ジョナサン・リース・マイヤーズの美しさ
(いつから”メイヤーズ”表記になったの??)
ロンドンの町並みとオペラ、質の良さげなお洋服などなど
ご堪能ください。
ウディ・アレンが舞台をロンドンに移し、
キャストもグッと若手になったこの映画、
スカーレット・ジョハンセン嬢が出るので楽しみにしてました!
「マッチポイント」
(MATCH POINT / イギリス/アメリカ/ルクセンブルグ/2005年)
テニスコーチのクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、
知り合った大金持ちのトムとその一家に気に入られ、
娘のクロエ(エミリー・モーティマー)と結婚する。
しかし、トムの婚約者で女優志願のノラ(スカーレット・ジョハンセン)の
魅力のトリコになり、不倫の関係を続けてしまう・・・
もう、なんともドロドロです。
ウディ・アレンの映画は、あまり多くは観ていませんが
何本かは、とても好きなものもあります。
(「カイロの紫のバラ」や「ブロードウェイと銃弾」とか)
でも、洒脱なコメディだけじゃなくて、
ストーリーはけっこうドロドロの恋愛モノもありますよね。
だから、舞台をイギリスに移してもそれほど変った、と
いうわけでもないのかなぁ。
もともとイロっぽいスカ嬢が、この映画では
さらにセクシー度が際立ち、クリスでなくとも
誘うような仕草にはクラクラきてしまいます。
その点においては、クリスの気持ちもわからんでもない。
(特に、出会いのシーンは後光(?)がさしているかのごとく
美しかった!)
このクリス、アカンでしょう・・・。
どうしようもなく運命的に愛してしまった、
とか言うのならまだ美しい恋愛と思えるけれど、
ノラとの恋はいわば火遊び。
最初から欲情に駆られた関係。
しかも、お金持ちのフィアンセ、義父の会社での出世、
贅沢な暮らしは捨てる気などさらさらないんだから。
なのに、妻と別れる、とか言うなよ!
そして、ノラ。
アナタもどうかと思うわ・・・。
お金持ちのフィアンセがいるときは、
その義理の弟になるかもしれない男を
思わせぶりに誘惑したり、”いけないわ”なんて
いいながらも、いかにも愛人タイプの女だったのに・・・
自分が婚約解消され、クリスといざ深みにはまると、
道路で叫んじゃったり、電話攻撃してしまったり、
ヒステリックになったり、ただの恋する女に成り下がってしまった。
女優の卵なんだから、ノラの設定にひとひねりあるとよかったなぁ。
しかしまぁ、クリスの奥さんのクロエもアカンわ・・・。
そんなに子作りを強要されたら萎えるし
愛人も作りたくなるでしょうに。
でも、彼女は生まれながらのお嬢なので仕方ないか。
クリスの決断には驚いてしまいました。
えっ そんな・・・もうちょっと落ち着いたら?
と 普通思いますが、追い詰められた人間って
何をするやらわかりませんね。
肝っ玉のちっちぇーヤツです。
浮気する甲斐性もありません。
どうにも好きになれないクリスですが、
強運に恵まれて オイシイとこ取りな人生を
送る人間というのは やっぱりいるものです。
脇役チェッカーの私が気になったのは
クロエの金持ちパパ役、ブライアン・コックス。
この人、いっつも怖いんだ・・・。
むっつりしてて、体が大きくて、威圧感あって
でも、洗練された感じがしなくて・・・
映画でこの人が出ていたら、まず悪役と疑ってしまう。
でも、今回は、ヒゲをたくわえて、眼鏡をかけ、
上品なイギリス紳士でした!一瞬わからなかったくらい。
ま、ブライアン・コックスのことはどうでもいいですね(笑)
とにかく、スカーレット嬢の魅惑の唇と
透けるように白いモチ肌、
ダメ男ジョナサン・リース・マイヤーズの美しさ
(いつから”メイヤーズ”表記になったの??)
ロンドンの町並みとオペラ、質の良さげなお洋服などなど
ご堪能ください。
スカーレット、お色気ムンムンでしたね。
意表をつくサスペンス仕立てというところでしょうか。
騙されました(笑)
それぞれの人物がちょっとねぇ・・
しかし運がよいと思われていたことが、実はあまりよくなかったりして・・と思わさせられますね。
クロエのお洋服を見て「お金持ちのお嬢ってこういう地味だけど質の良いお洋服着るのよねぇ~」
なんて変なところで楽しんでしまいました。
オペラに美術館めぐりにお芝居に・・・毎日イベントだらけ!
kinoさんがご指摘の通りスカ嬢は時間を追うごとにドンドン安っぽいオンナに成り下がってしまいました・・・。
それにしても幸せってなんだっけ?
なんか近所の人の噂話ぽく
聞こえて笑ってしまいました。
あそこのお嬢さんアカンわ~
隣の奥さん、浮気してはるって。。
みたいなカンジ。
日本ではSRを観ました~!!
ケヴィ・レックスさま、最高
ヅラコレクションも歯磨きシーンも
ラストのお茶目ぶりも◎でございますヮ。
ああ、また来月はロンドンでケヴィに再会。
アタクシのこと、覚えているかしら?
あらいけない。「マッチ・ポイント」でしたわね。
イタリアでは3月ごろに公開されました。
ジョナサン、よかったです。
善人も悪人も演じることが出来る
若手俳優の中では有望な方ですね。
こちらの記事にTBを送らせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
kinoさんもおっしゃっているように、わたしもこの映画に出てくる人なんだか好きになれませんでした・・・。しかーし!スカーレット嬢、たまりません。わたしが男だったら即落ちます。
それにしてもほんとにいつから‘メイヤーズ’になったんでしょう?外国人俳優の名前は油断するといつの間にか変わっている(名前が変わってるわけではないけどー)ので、困ります~。
それではこの辺で。
そうですよねー。ウディ・アレンのことだから、
細かいことにまでコダワリがあるんでしょうね。
ロンドンとアレン、思った以上にマッチしてました。
>irukaさん
スカーレット嬢、今からあんなで、この先どうなるのか???
末恐ろしい・・・。「理想の女」のおぼこい新妻もよかったけど、
魔性の女も良いわぁ。
>choroさん
ああいう展開になるとは思わなかったので、
ちょっとビックリ。
後味は悪かったけど、滑稽にも思える・・・。
クリス、ほんと運がいいのか悪いのか。
イギリスのお金持ちの生活、優雅でいいですねー。
スカ嬢、はじめは魔性の女っぽかったのにね。
最後にはキーキーわめく女の子になっちゃって。
自分のことになると必死になるもんだよね・・・。
>ミミヅクさん
そーそー。ほんと、下世話な話なんですよ(笑)
ゴシップって面白いんだもの・・・。
他人の不幸は蜜の味・・・。
>エミリアさん
お久しぶりですっ!
あー ケヴィンのことさんざんズラだの
どーのといじってごめんなさい。
またケヴィさまに会われるんですね。
今度は会話してきてくださいね!
ひゅーひゅー!
あ。「マッチポイント」。
けっこう前から何気に出てる印象ではあるんですが
ブレイクしなかったのねー。
これから花開くでしょうか。
>かいろさん
ですよね!!!私も気分はオッサンですよ!
生意気なところもたまりません。
ジョナサン、まだ「M:i:Ⅲ」の時は
マイヤーズだった気がします。
カタカナ表記に正解はないでしょうけどね・・・。
わたしは俳優や監督はどちらかというとこだわる方で、見始めると偏っちゃいます。だから、たまに他人の意見を聞かないと。。
そんなわけですから、結構頼りにしてますね。(^_^)b