2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1036ページ
ナイス数:251ナイス
2016年のベスト本、決められるかなぁ~
読んだ数が少な過ぎて・・・。
木根さんの1人でキネマ 2 (ヤングアニマルコミックス)の感想
今年の読み納めはかろうじてこの漫画かな。わかるよ、わかる!誰にでもある黒歴史。「名作を見るから映画マニアなのか?違う!!自分の見たい映画を片っ端から見るから映画マニアなのよ!!」 私も、映画好きを自称しながら、子供ができるまでジブリ映画をまともに見たことなかったわ。
読了日:12月31日 著者:アサイ
コンビニ人間の感想
何年も同じコンビニでアルバイトとして働き続ける主人公。その仕事ぶりはまさに”コンビニ人間”という生き物であるかのよう。でも、世間はそれをよしとしない。普通の生き方とは何なのか。モヤモヤしながらどんどん読み進んでいった。彼女の平穏を乱す白羽という男にはイライラさせられ、それを淡々と受け入れる主人公にも腹が立った。それは私が、彼女に”普通”を押し付ける側の人間だからだろうか。彼女が幸せと思えるやり方で毎日を過ごせばいいと思うのだけど、このモヤモヤをうまく言葉にできない。ラストにはちょっとホッとしたけど・・・。
読了日:12月29日 著者:村田沙耶香
海の見える理髪店の感想
勝手に長編かと思っていたら短編集だったので、あっという間に読めました。あったかくて切なくてやさしい、いい話だった。家族って身近だからこそわかりあえない部分、失ってはじめて気づくことがたくさんあるんだよなぁ・・・としみじみ。家族との幸せな時間や思い出は大事にしないと。
読了日:12月17日 著者:荻原浩
あさひなぐ 21 (ビッグコミックス)の感想
旭と寧々。長く激しい闘いを経て、ようやく笑えた。真剣に闘った者だけが辿り着けるところへ。よかったね!でも、真春先輩の怪我がどうにも心配。高校生にとっての1年って永遠のように思えるかも。最後には新たなキャラも登場、これまた続きが気になる。
読了日:12月9日 著者:こざき亜衣
女子的生活の感想
坂木さんの本は「和菓子のアン」シリーズしか読んだことがないですが、私はなんとなくモヤモヤとする読後感でした。(あ、だからなかなか感想が書けなかったのかも) トランスジェンダーの主人公は、女性の外見や女性として生きることを望んでいる男の子で、恋愛対象は女。偏見や中傷、家族との葛藤などのさまざまな問題をクリアして女の子生活を満喫しているテイだけど、現実はもっともっと厳しいんだろうな、と思う。若い今はいいけど、年とったらどうするんだ?とか・・・現実的すぎますか(笑)
読了日:12月8日 著者:坂木司
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