目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「マイ・ライフ」 今見直すと・・・

2009年04月29日 | 映画タイトル ま行
これまた古い映画ですが、深夜放送でやってたので
思わず録画して再見。

「マイ・ライフ」(MY LIFE アメリカ・1993年)

やり手のビジネスマン(マイケル・キートン)が
ガンで余命いくばくもないと宣告される。
妻(ニコール・キッドマン)のお腹の中には
もうすぐ生まれてくる初めての子供が。
男は自分の姿や我が子への想いを
ビデオに残そうとする。

昔観た時にも、辛くて悲しい話やなー
と思ったけど、今観るとさらにつらくて
涙なしには観られない後半・・・。
トシをとって、身近な人の死に
接することも多くなってきただけに
人ごととは思えなくて。

家族を遺して死ぬって
どんなに無念でつらいだろうね。

それでも、まわりの人への愛と感謝をもって、
最後の日々を過ごせたことは 幸せだったと思う。
生まれたばかりの赤ちゃんが
幸せいっぱいに笑っているように、
生きているだけで幸せなんですよね。

悔いのないように生きよう、
と思っても、毎日の中では
ついそんな気持ちや、感謝の気持ちも
忘れてしまうんだよなぁ。
死は誰にでもやってくるというのに。

いい映画だったけど、
中国人気功師(?)みたいな人が
出てきて オカルトチックになる部分は
必要だったのかな?とちょっと思った。

マイケル・キートンの終盤のやつれ具合が
恐ろしいほどでした。
若いニコール・キッドマンは
初々しくて可愛かった。

ところで、この深夜放送の映画解説は
浜村淳さんだったのだが・・・
最後のええとこまで言ってしまう
ネタバレ解説は相変わらずでした(笑)
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